Emotパスポートを実際に使ってみた感想。食費が月3万→1万円以下に激減

小田急電鉄が今月8日から開始した、沿線の飲食店の一部商品が食べ放題になる「Emotパスポート」という食事のサブスクサービスを開始しましたが、早速登録して使い倒しているので、1週間経過時点でのレビューを書かせて頂きます。

記事のトップ画像に色々食べ物が映ってますが、実はこれら全部、この記事を書いた当日にEmotパスで買ってきたものです。

更に、朝一で箱根そばを食べているので、1日でこれだけのサービスが受けられていることに、1週間経過した今でも正直ちょっとビビっています。

小田急沿線のサービスの為、使える人が限られますが、人によってはかなり役に立つサービスであることは間違いない為、これから使ってみたい人や興味のある人に少しでも役に立てるよう、実際に使ってみた感想をまとめていきたいと思います。

目次

結論:小田急沿線に住んでおり、食費を抑えたい方は必ず役に立つ

サブスクを利用し始めて1週間経ちますが、想像以上にお得です。小田急沿線に住んでおり、仕事などでターミナル駅に寄れる人は、めちゃくちゃお得に利用することができます。

支払うコストは月額7800円(税込)ですが、1日にガッツリ3回使うと1500円分くらいの食糧が手に入り、2日に1回程度の利用頻度でも十分に元が取れるので、駅に立ち寄る用事がある方や通勤圏内の方は、少なくとも炭水化物には全く困らなくなります。

何故Emotを使おうと思ったのか

私がこのサービスを使おうと思った一番の理由は、シンプルに「食費を抑える為」です。

これを書いている2021年1月現在、商売を潰して破産してから復活する為に約1年かけて固定費を見直しており、生活を全力で再建していた結果、毎月かかる固定費を5.2万円まで削ることに成功しましたが、結果的に毎月一番コストがかかっていたのは、これに上乗せされる変動費用の食費でした。

家賃や通信費は限界まで削っていた一方で、仕事や1日のエネルギー源である食事だけは絶対に手を抜いてはいけない部分だと思いましたが、自炊をしながら野菜や肉もしっかり採ろうと思うと、やはりそれなりの費用がかかります。

ハイジ

私の場合は、食費だけで月に3万円ほどのコストがかかっていました。

最安値の野菜や肉を追いかけてスーパーを回るのも時間と体力の無駄ですし、安い弁当生活やコンビニで粗末な飯を食っていると仕事のパフォーマンスが上がらなくなったり病気にかかるリスクが上がってしまいます。

正直、ここ一年の生活で「食費に関しては、これ以上削るのは無理だし、妥協するしか無いかな」と半分諦めていました。

しかし、そんなある日、UBER関連の情報を検索していたら、とあるTweetが目に飛び込んできます。

このEmotパスポートの話を聞いて「ひょっとして、これは相当な食費の削減になるんじゃないか?」と思い、速攻で課金して、サービスを使い倒す実験生活を始めることにしました。

サービス概要

このEmotパスは、小田急沿線の主要駅に併設されている飲食店の一部で、月額7800円を払い、店毎に定められたラインナップの商品を、最短3時間に1回の頻度で、何度でも定額食べ放題になるというサブスクリプションサービスです。

サービス自体の細かい内容は、既に公式のHPで丁寧に解説がされているので、より詳しい内容を知りたい方はそちらをまず参照してください。

サービスを実際に使う前に疑問が残り、実際に使っていく最中に理解した、重要だなと感じたポイントは、以下の3点です

商品を買ってから次にもう一度買うまで、3時間のインターバルが発生する

例えば、朝9時におにぎりを購入した場合、次にEmotで購入ができるのは12時以降です。

3時間経っていない状態で買い物をしようとすると、画面上では、このように表示をされて「買えない状態であること」「次にインターバルから回復する時刻」の両方を画面に表示して買おうとする際に警告をしてくれます。

なので、店に入って商品をピックアップする前には、Emotが使える状態であることを必ず確認するようにしましょう。

もし3時間ギリギリを狙って次の利用をしようとすると、まだ3時間経ってなくて店の近所や駅周辺で待ちぼうけ…なんてことになってしまうので、あまり時間ギリギリを狙わずに、余裕を持って利用した方が精神的に疲れないと思います。

また、基本的に駅の周辺って、食べ物を座って食べられる場所は皆無だと思った方がいいです。ベンチで食べるのも可能ではありますが、まあ目立ちますし、いい年した大人の姿としては行儀が良くありませんので、止めといた方がいいです。公園に行くか、家に持ち帰って食べましょう。

店ごとに、パスを使って買える商品は決まっている

箱根そば、おだむすび、HOKUOそれぞれ、店舗で買える商品は決まっています。

おだむすびとHOKUOは、「単価300円以内の商品だけが選ぶ対象」と覚えれば問題ありません。また、この2店舗は1度の利用で同時に2商品まで受け取ることができます。

注意点として、HOKUOのサンドイッチはサービスの対象外なので、選ばないようにしましょう。

箱根そばは、アプリで利用する際にスマホ画面で商品を選ぶ形式なので、商品を覚える必要も、店員さんに口頭で伝える必要もありません。受付で発券した紙を渡せば、商品が出てきます。

いずれも、大半の商品が購入可能で、対象外の商品はほんの一部の為、選ぶ商品が少なくて窮屈な思いをするようなことはありません。

現状は店舗が少ない為、それぞれ覚えれば特に問題無いですが、仮に今後加盟店舗が増えてきた場合は、複雑にしてしまうほど新規の方が分かりにくくなるので、各店舗や運営側で、新しくサービスを利用するお客さんが混乱しないように工夫してほしいです。

実際に使ってみての感想

独身や個人事業主ほど大きな恩恵を得られる

このサービスを使い始めて真っ先に思ったのは、サービスの対象駅に効率良く立ち寄れれば立ち寄れるほど食費が浮くので、仕事の場所や私生活を自分でコントロールできる独身・事業主の人ほど使いやすいサービスだということです。

逆に、彼女ができて、結婚して、子供がいる人ほど、勝手に家を空けたり、自分の帰りたい時間帯に帰ったり、休日に自分のペースで外に遊びに行ったり…ということが難しくなり、このサービスのメリットを100%生かすことは難しいです。

逆に、独身の場合、特に個人事業主の場合は、極端な例を挙げれば、

・朝7時に起きてランニングのついでにおにぎりかパンを買って帰る
・朝11時に仕事場に行くついでに駅のホームで箱根そばを食べる
・昼の15時に駅に立ち寄ってパンを回収する
・17時頃に家に帰る前に箱根そばでカツ丼をテイクアウトして持ち帰る

という生活をすれば、1円も持ち出しが無い状態で食費を浮かし続けることができます。

ハイジ

仮に自分の夫や父親が、毎日食費を浮かしまくってる乞食のような生活を続けていたら、さすがに肩身が狭いと思うので、小田急側も主要なターゲットは独身の方と考えていると思います

ただ、1日4回の利用は脳内のリソースを時間調整にかなり持っていかれるので、現実的なラインは1日3回の利用です。

そもそも2日に1回程度の利用でも元が取れる価格設計になっているので、その数倍以上も使えれば、十分すぎるでしょう。

ターミナル駅に出かける用事があるか/作れるかも購入判断のポイント

前提として、このサービスを使うためだけに駅までの移動で片道20分30分かけるような使い方は、全くお勧めしません。

そんなことをするなら、スーパーで大量に買った蕎麦を自宅で茹でれば、1食20-30円で済みますし、お湯を沸かしている間に並行して家事や仕事を済ませた方が、効率が良くなるからです。

ハイジ

普段時給1000円や2000円で働いている人が、自分の可処分時間を、実質的に時給0円である「飯の獲得の移動時間」に使うのは、愚行です

つまり、仕事の隙間時間や移動のついでに駅に立ち寄る/立ち寄れる用事があることが、このサービスをコスパ良く利用するための必須条件になります。

ちなみに現在は小田急線の全駅・全店舗を対象にしたサービスではありませんので、注意してください。サービスの対象店舗や駅名は、以下のページに一覧形式でまとめられています。

栄養面で活用したいのは、蕎麦と十六殻米

毎日炭水化物ばかり摂っていると不健康になると思われがちですが、実は蕎麦と十六殻米は栄養価が高く、主なエネルギーや糖質以外にも、幅広い色々な栄養を摂ることができます。

蕎麦に含まれる主な栄養素

・食物繊維:血糖値の急上昇を抑える、腸内環境の改善、便秘の改善(含有量:白米の約3倍)
・マグネシウム:神経伝達の円滑化、血圧低下を促す(含有量は白米の約5倍)
・鉄分:貧血の予防、脳の神経強化、集中力の増加を促す

十六殻米に含まれる主な栄養素

・ミネラル:身体機能の維持・調整・代謝を促す、臓器を構成する材料成分(含有量は白米の約2倍)
・ビタミンB群:あらゆる酵素の働きを補って助ける成分、エネルギーの変換(含有量は白米の約2倍)
・食物繊維:効果は蕎麦と同じ。(含有量は白米の約2倍)

また、これら二つは、白米やパンなどの他の一般的な炭水化物と比較して糖質が上がりにくい「低GI食品」として有名で、肥満の防止、余計な脂肪分の排出、すい臓劣化による糖尿病の予防、高血圧の予防など、さまざまな効能があります。

私は栄養の専門家ではなく、まだこれらの食事の有無が仕事の成果や私生活にダイレクトに影響するほどの露骨な影響は無いですが、より健康であるに越したことはないので、体にいいものを優先的に摂っていきたいと思います。

度を超えて使い倒すなら、店員さんに乞食と認識される覚悟は必要

先日、とあるHOKUOでEmotを利用した際、去り際に若い女性の店員さん同士で

女性の店員A

「今の人、ウーバーイーツの人だよね!」

店員の女性B

「ウーバーだとすごいお得だよねー!」

と周囲に普通に聞こえる声で話しているのが聞こえてきて、なかなか恥ずかしい思いをしました。汗

こんな感じだと、同じ店舗に1日に何度も足を運んだり、毎日決まった店舗に決まった時間に訪れると、店員さんによっては「ああ、この人はお金が無いんだろうな。食費に困っているんだろうな〜。」という風に見られてしまうのも仕方無いと思います。

運営側やお店側がどんな収益構造になっているのかは分かりませんが、定額でお金を払っている以上、使えば使うほど店が赤字に近付くのは間違い無いと思うので、そういう面から嫌な顔をされてしまうのも仕方無いでしょうね。

個人的には、乞食認定を少しでもされたくない場合は、毎回着ていく服を変えていくとか、1店舗の利用頻度を下げるなどの配慮をすればいいと思いますが、そこに普段から気を回しすぎても疲れてしまう為、どこまで人間としての良心を保ったり恥を捨てられるのか、自分の落とし所とする基準を決めておくことをお勧めします。

たんぱく質とビタミンの補給は、プロテインや自炊で別途必要

現状のラインナップでは蕎麦・おにぎり・パンが食べ放題になりますが、たんぱく質と各種ビタミンは明らかに足りない為、何らかの方法で補給することをお勧めします。

自転車や車が使える人は、ちょっと遠出して業務スーパーに行けば、肉・豆腐・納豆あたりは死ぬほど安く大量に買い込めますし、キムチ・漬物・サバの缶詰あたりまで揃えれば、栄養価は一通り安価にカバーできます。

仮に近所のスーパーで野菜や肉を買い込んだとしても、上記の女性が試算した通りの食生活は実際に可能で、炭水化物を中心に相当なお金が浮きます。

がっつり使い倒すなら、小田急の定期券は買って損は無い

このサービスの1番の目玉は、箱根そばです。箱根そばが使えない場合、サービスの魅力は半減します。

しかし、新百合ヶ丘も登戸も、店舗は駅のホームの中にある為、ウーバーの配達員のように駅に立ち寄って使う場合は、毎回わざわざ駅のホームへの入場券を買うことを迫られるので、立ち寄り限定で使うのは現実的ではありません。

この手間を解消し、駅構内への入退場を自由にして、普段使いの自由度を上げる為にも、小田急の定期券を買ってしまうのがお勧めです。

私は読売ランド前駅に住んでいますが、利便性を上げる為に新百合ヶ丘〜登戸まで両側に定期区間を延長し、仕事以外の生活範囲も広がったので、総合的にかなり満足しています。

ハイジ

いつの間にか、小田急線の店やサービスにかなりのお金を払っているので、息を吸って吐くように、小田急電鉄の売上に貢献しています

運動をしないと確実に太る

このサービスを利用するまで体重が60kgを超えたことはありませんでしたが、最近、ついに60kgを突破しました。

身長に対する適性体重が63kgなので、現時点では喜んでいますが、仮にこのEmot生活を1ヶ月2ヶ月続けて運動をロクにしないと、確実に太っていくのは間違いないと思います。働かざる者食うべからずとは、よく言ったものです。

ウーバーイーツに繋げるポジショントークをするつもりはないのですが、1日50km〜100km余裕で自転車を漕ぐ配達員の仕事は、このEmotを使い倒すという意味だけでなく、体重や体系を維持するという意味でも相性が抜群です。

まあ、既に別の仕事がある場合、無理して始める必要はないですが、ダイエット目的でやるのも有りだとは思います。

Twitter上での利用者の感想・口コミ

まだサービス開始から1週間程度しか経っていない為、ほとんど誰もネット上でこのサービスについて言及していませんが、開始間もない現時点で見つけた、サービス利用者の声の数々を紹介します。

ちなみに、利用者の声が乗っていたのはTwitterだけで、ブログは中身スカスカの実体験を伴わない考察ブログしか見つからなかったので、体験した人の生の声を聞いてみたいです。

まとめ

・小田急沿線に住んでいる人で、食費を抑えたい人には特にお勧め
・個人事業主や、主要駅を行き来する配送業の人との相性は良い
・栄養の偏りすぎに注意。お勧め商品は箱根そば&おだむすびの十六殻米
・使い倒すなら小田急の定期券も買ってしまった方が楽

自分のようなガチの利用者がどれくらいいるのか分かりませんが、正直、一部の人に対する費用対効果が高すぎるので、1日に使える回数が2回程度になるとか、何かしらの制限やサービスの下方修正は、さすがに来るんじゃないかと思っています。

ただ、このサービスは2019年から1年近く試験的なサービスを続けてきた経緯があるらしいので、これまでずっと使ってきた人を裏切ったりガッカリさせるような大きな変更をいきなりしてくるとも思えません。

どちらに転ぶにせよ、巨大企業の運営側に対して1ユーザーが過剰に気を遣う意味も無いので、サービスが良い条件で使える内は活用して食費を浮かせていきたいと思います。

↑ちなみにこちらの記事では、退去して今の沿線に引っ越した時の方法や、かかった費用について書いてます!
荷物が少なければ、レンタカーを1万円で借りて、15~20万円くらい手元にあれば何とかなるかと。参考になれば幸いです

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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