プログラミングが時間の無駄になる原因

プログラミングは、IT人材の不足が叫ばれる昨今、
仕事としてもスキルとしても、これ以上無いほど
コスパの良い学ぶ対象だと言われています。

しかし、そんなプログラミングであっても、
取り組む人の状況や、勉強の仕方によっては
時間の無駄になってしまう可能性があります。

特に、お金が稼げればいいという短絡的な動機や
ただ何となく、プログラミングをやろうとしている人は
時間の無駄にならないか、一度考えた方がいいです。

目次

プログラミングが時間の無駄になる原因

他にやりたい仕事がある

情報収集をしている対象がプログラマー界隈だったり
身の回りで情報処理専門の人に囲まれた生活をしていると
どうしても、プログラミングを学ぶことのメリットが
他よりも相対的に強めに刷り込まれるのは否定できません。

しかし、全ての人がプログラミングをやるために
生まれてきた訳ではないし、あなたも小さな頃は
プログラミング以外に夢中になっていたものが
何かしらあったのではないかと思います。

他に何か具体的にやりたいことが既にある場合、
その気持ちに蓋をして、プログラミングを学んだり
盲目的に美化するのは、結果的に時間の無駄になります。

やっていても特に楽しくない

これまでも、いくらかの初心者に実際に会ってきましたが、
中には、明らかにプログラミングが楽しそうではなく、
仕方なくやっているような人達がいました。

就職を意識しているのか、お金が欲しいのか
理由は分かりませんが、仕事として考えている場合は、
一日8時間、週5日を捧げる対象として相応しいか、
冷静に考えてください。

自分で適性が無い、向いていないと自覚していたり、
机に向かう時点で苦痛でたまらない場合は、
無理をせず、他の仕事も含めて検討した方がいいです。

営業も、バックオフィスも、商売で利益を挙げるには
同じくらい重要な部門であり、優劣はありません。
単に、それぞれの役割と向いてる分野が違うだけです。

勉強し続けることが苦痛である

プログラマーの世界やIT業界の一番の特徴は、
日々、新しい技術が次々と生まれてくる為、
常に新しいことを勉強し続ける必要があることです。

逆に、覚えることはひとつだけど、
それをひたすら極めていくような仕事もありますし、
頭ではなく、身体能力やコミュニケーション能力で
全てが決まるような仕事もあります。

当然、それぞれにある程度の適性がありますし、
少なくとも、新しいことを勉強するのが苦痛な人にとって
プログラマーは大きなハンデを背負うことになります。

また、単なる資格試験や座学の勉強とは違い、
プログラミングの勉強は、実際にコードを書きながら
指先や体で覚えるような感覚の勉強です。

すぐに適応できる人、慣れない人など個人差があり、
どうしても時間の無駄が多くなる人は出てきます。

学習における、時間の無駄になる原因

身近に相談できる人がいない

プログラミングは、コードの概念を理解することや
エラーを発見して直すのに、初心者はかなりの時間を使います。

特にエラーは、半角スペースを全角にしてしまったり、
セミコロンひとつが抜けたりスペルミスがあるだけでも
プログラム全体が動かなくなってしまうこともしばしば。

関数の指定する箇所がそもそも間違っていたり、
狙った操作をするための命令を間違えている可能性もあります。

それらを発見することに慣れていないと、
当たり前のように、2時間3時間が過ぎてしまいます。

仮に、身近に相談できる人がいたら、
ものの数分で解決できるようなことを
独学では長い時間が必要になり、時間の無駄になります。

勉強のやり方が分からない

プログラミングの勉強で一番のポイントは、
学んだ先に、何をするかです。

就職が目的の場合、仕事に対する意欲や自走力を示す為に
製作物を作ってポートフォリオを作るのがほぼ必須になります。

また、既に就職先が決まっている場合は、
その職場で実際に使うであろう言語をあらかじめ学んでおくと
新入社員研修や、中途の配属先の仕事で一目置かれたり
スムーズに業務に移っていける可能性が高くなります。

その場合、大企業の製造業、組み込み式のエンジニアならば
C++やPerlなどレガシーな言語を中心にしているかもしれないし、

WEB業界で開発のスピードが速い会社であれば
RubyやらLaravelやらGo等の言語が使われていることもありますが
これはもう、会社や環境により全く異なります。

また、ゼロからフリーランスを目指すのであれば、
最新の技術かどうかだけでなく、実案件が今現在多いかどうかも
学ぶ言語を選ぶ上では考慮していかなければなりません。

いずれにしても、業界に疎い未経験の状態で
これらの中から学ぶ対象を的確に選ぶのは博打に近いので、
まずは「何を学ぶか」を誰かに必ず相談しましょう。

そして、何をどのような手順で学んでいけばいいのか、
勉強のやり方も、実務経験者からアドバイスを受けましょう。

ここは、人のツテが無い場合、教材やスクールを頼ったり
MENTAなどのサービスでメンターとして登録している方に
お金を払ってでも相談をするべき内容だと思います。

まとめ

私はプログラミングを学び始める時点で商売を畳んでいたこともあり、
時間自体は確保していましたが、無駄な勉強をしてしまっていたり
勉強の仕方自体を模索して悩んでいたこともあり、
3~4週目あたりは特に迷走していたような気がします。

とにかく物量をこなしていく内に見えてくるものもありますが、
やはり勉強における時間の無駄は、誰かに相談をすることで
解決していく点の方が多いので、可能な限り、困った時に
相談できる人を身近なところで作っておくことをお勧めします。

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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