プログラミングで作りたいものが無い場合にやること

プログラミングで基礎的なことを一通り学び終えると、
「より難しい新しい知識を勉強する」のか、
「具体的に何かを作る」かの選択を迫られます。

特に、未経験から就職やフリーランスを目指す場合、
ポートフォリオに掲載する目的で、何かを作ろうかと
考える状況も少なくありません。

今回の記事では、そんな状況になった時、
「作りたいものが無い」という状況で
どうするべきかについて、解説していきます。

目次

作りたいものが無い場合の対策

日々の自分の活動を効率化するものを作る

例えば、毎日一日の予定をテキストで書き出す人や、
作業報告を決まった人に向けて書いている人は、
そのテキスト書き出し機能やメール送信機能を出力すれば、
毎日の作業を効率化することができます。

他にも、ブログ投稿者の場合、画像を回収したり
決まったタグを配置したりと細かい作業が多い為、
それらを効率化する手段も、考えて実装する事ができます。

こういった細かいタスクの積み重ねは馬鹿にならないので、
プログラミングの技術で解決をすることは、
一日に使えるリソースを増やすことにも繋がります。

なので、そのモチベーションを根源にして
作るものを決め、作業に取り掛かっていきましょう。

技術を評価してもらう目的から逆残して考える

例えば、ネットワーク通信を勉強した場合、それを証明する為に
テーブル設計やWEBサイトとサーバーの連動が必要なサービスを
立ち上げると、見る側の人もその人を正しく評価する材料になります。

他にも、フロントエンドだけでなくデザインの技術もあるなら、
それをアピールする為に、ポートフォリオのサイトを作りこんだり、
ワードプレスならテーマが実装できることを示すこともできる。

もし特定の会社を狙って就職をする場合は、
どこがどんな人を求めているかに合わせて、
サイト上に並べる製作を絞ったり、特定の言語や知識に
特化したものにするということも考えられます。

実際に面接を受ける際は、何故それを作ったのか、
作る上で苦労した点は何かなども聞かれるようですが、
ここでも、相手に伝えたり見せる部分とそうでないものを
しっかりと使い分けることが、重要になります。

たとえ一人でも誰かの役に立つものを作る

自分の家族、友達、好きな人が日々の生活の中で困っている事、

・大量の会員カードを持ち歩かないといけない
・自分が担当しているお店の売上をもっと上げたい
・毎日の献立を考えるのが面倒

そういったことを解決するためのツールを作ろうと思えば、
単に制作物を作るよりも、誰かのためにこれを作ろうという
エネルギーが沸いてきますし、最終的にモノが完成した時、
品質次第ですが、少なくとも役に立つ人が必ずいます。

誰が使うのかよく分からないようなプロダクトよりも、
使う人がいる想定で組まれた機能やテーブル設計の場合、
何故それを作ったのかという話の導線を作りやすいです。

未経験・就職前の時点でしか、ビジネスとして成立するか
短期で採算が取れるかを問われない形の開発は出来ないので、
今まで学んだ技術で、人の役に立つコンテンツを考えましょう。

それでも、作りたいものが無い場合の対策

上記のようなことを考えても、今一つピンと来なかったり、
それでも尚作りたいものが浮かんでこない場合は、
現時点で、何かを作るための土台となる技術が
まだ完全に身に付いていない可能性が高いです。

無料サイトはProgateを初めとして色々なサービスがありますが、
ドットインストールの場合、サンプルコードが非常に多く、
JavascriptやRubyあたりは、1から10までやろうとすると、
数多くの小さなアプリやゲームを作っていくことになります。

すると、サイトを模写する時と同じように、
自分だったらこうしたいという、部分的なカスタマイズを
派生して考えることができます。

どうしても作りたいものが思いつかない場合は、その間、
ひたすらサンプルやサイトの模写を繰り返しましょう。

まとめ

作りたいものが無いという場合の一番の難点は、
「やる気があります!」という意思を、言葉以外で
具体的に示すことができなくなるという点です。

現に、採用の現場では、ポートフォリオの有無で
書類選考やその後の手続きがスムーズになるかが
全く違ってくると、採用する側、される側の
両方からの声を通じて聞こえてきます。

私もまずは、身近な友人が切実に困っている問題を
解決するためのサービスを作るところから始める予定です。

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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