実家の見守り用カメラについて解説!お勧め製品や選ぶポイントを紹介

実家で離れて暮らす両親を見守る為のカメラが
数多く販売されており、遠方で暮らしている場所から
親の様子を確認するのに一役買っています。

年々機能も高性能化しており、
映像や音声もより明瞭になってきています。
スマホやPCですぐに様子を確認できるので便利です。

しかし、比較検討するスペックが多く、
各社の特色ある製品について、
何を基準に選んだら良いか分からず、
混乱してしまうこともも少なくありません。

この記事では、そんな実家の見守り用に使う
カメラについて解説していきます。

目次

実家の見守りカメラの使い方

実家の見守り用カメラは、近年の機種は
使い勝手が非常に良くなり、設定も簡単です。

大半の機種が毎月の継続課金がかからず、
ネット回線があれば問題なく動きます。

通信をWiFiで行う機種であれば、
LANケーブルを這わせる必要もありません。

実家で使う用途としては、大きく分けて
「高齢の両親の状況確認」
「防犯対策」

の2つです。あとは、細かいトラブルとして
訪問販売、悪質業者の押し売り問答などが
考えられえるので、それらを防ぐために
玄関にカメラを設置する家庭もあります。

カメラを選ぶ際に見るべきポイント

首振り機能の有無

実際に使ってみて、一番必要と感じる機能です。

どんなに画角の広いカメラでも、斜め上から
撮れる映像には範囲に限りがありますし、
カメラを何台も設置すると、コストも倍増します。

それが、首振り機能があれば、リビングの奥の部分、
手前の部分といった細かいところまで見れるので、
非常に便利になります。

画像の解像度

介護目的であれば、実家の様子、親の表情などが
分かる水準であれば十分で、4Kやハイエンドの
一眼レフクラスの画質は必要ありません。

画素数的には、最低でも100万画素程度あれば
WEBカメラで表情を見て会話をするために
必要な情報は、十分伝えることができます。

文字を読んだり、細かく何かを視る場合は
200万画素以上の映像だと尚良いです。

鮮明に映像が映るに越したことはないので
比較要素にはなりますが、画質を優先していて
商品価格に上乗せされてる製品は、コスパが悪いです。

暗視撮影機能

親が認知症で、放浪癖がある場合、夜間に暗い空間で
暗視撮影機能が出来るかどうかが重要になります。

動体検知機能

動体検知とは、人が動いたことに反応して
撮影を開始したり、何らかの通知を送ってくれる機能です。

例えば、朝無事に起きてベッドから立ち上がったか、
朝食や昼食の間に、寝室から居間まで問題無く
移動できているかなどを確認できるので、便利な機能です。

フレームレート

映像の滑らかさに関する数字で、大きければ大きいほど
映像がより滑らかに美しく映ります。

参考までに紹介すると、
現存するテレビゲーム機で最もフレームレートが高い
Playstation4 Proの最高出力が、60fpsです。

そこまでの水準は必要ありませんが、見守りカメラで
相手に表情を伝えたい場合は15fps以上、より細かい
情報を伝える必要がある場合は30fps以上が目安です。

画角

画角は、そのカメラレンズで、どれだけの範囲を
撮影することができるかを表す数字で、広ければ広いほど
部屋の広範囲を撮影できるということを示してます。

確認できる範囲を広げるという意味では
首振り機能の方が重要ですが、比較検討の材料の
一つとして参考にします。

お勧め製品一覧

パナソニック ネットワークカメラ スマ@ホーム

あわせて読みたい

・首振り機能:有り(水平方向360度、垂直方向90度)
・画質:30万画素
・暗視機能:
・動体検知機能:
・価格:17700円
(2018年12月現在のAmazon価格)

スマホから確認できること、温度検知/通知機能があること、
内臓マイクを使った音センサーまで付いていることから、
管理性能については他の競合機種よりもかなり高いです。

その分、価格帯はやや高めとなっています。

ネットワークカメラ YATWIN WIFI

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B06XGVRB33/

・首振り機能:有り(水平方向350度、垂直方向100度)
・画質:100万画素
・暗視機能:有り
・動体検知機能:有り
・価格:6000円
(2018年12月現在のAmazon価格)

最低限必要な機能は全て有り、コスパも非常に良く、
小型で複数台設置することも検討できる製品です。

PLANEX スマカメ2 フルHD

https://amzn.to/2Rar42n

・首振り機能:無し
・画質:200万画素
・暗視機能:有り
・動体検知機能:有り
・価格:8700円
(2018年12月現在のAmazon価格)

通称「スマカメ」シリーズと呼ばれ、通常は
必要最低限の機能を搭載したエントリーモデル、
という位置付けですが、最新モデルの今作は
スペックもかなり上がり、価格に対して
十分な機能を持っている影響か、かなり売れています。

ただ、難点が首振り機能について。
「左右180度が見える広角レンズ付き」
「首振り機能付き」がオプション扱いの
別製品になっており、それぞれ追加コストがかかります。
興味がある場合は、ラインナップも含めてご確認を。

また、見守りカメラは便利なツールである一方、
ハッキングに遭ってしまうと映像や音声が
全て流出してしまい、郵便物の住所などが映ると
身元もバレてしまうので、非常に危険です。

海外製メーカーの商品もネット上では
普通に販売されていますが、多少値段が高くても
国産メーカーのネットワークカメラをお勧めします。

まとめ

実家に見守りカメラを導入したことで、
祖父母の様子がおかしいことを事前に察知したり
助けを呼んで倒れているところを発見できたりと
その効果は色々な場面で実証されています。

私の実家も、そういったトラブルは無くとも
元々二世帯住宅で、階段や段差も多く
体の弱くなった祖母が暮らすには何かと
不便だった為、こういったカメラを導入したい
家庭の気持ちは、すごく分かります。

要介護者が現れた時は、カメラだけでなく、
障碍者用のリフォーム、デイサービスや
施設の利用なども含めて、実家の両親に優しい
住環境を整えていきましょう!

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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