実家に行きたくない時にお勧めの対応3選

実家に帰りたくない場合でも、お盆・年末年始などには、都心部で働いている場合、実家の両親から「今年は帰ってこれるの?」という連絡が毎年来る人は多いでしょう。

私の基本的なスタンスとしては、こちらの記事に書いたように家族とは積極的に連絡を取るようにすることを勧めていますが、家族同士の仲は人それぞれであり、タイミングに左右されることもあるので、今はあまり帰りたくないという場合もあるでしょう。

この記事では、私の経験から、何らかの事情で実家に行きたくない場合に両親を悲しませず困らせず、可能な限り実家への帰省を回避する方法や、その布石を打っておく方法を解説します。

目次

仕事が忙しいことを言い訳にする

私は15歳で地元を離れ、それ以来年に何度か帰省する生活を20年近く続けていますが、
電話や対面の話を聞く限り、両親が息子(自分)に対して一番心配していることは、

・毎日しっかり仕事をして充実できているか
・ご飯をしっかり食べて健康に暮らしているか
・病気や精神的な悩みを抱えていないか

など、生活の基本的なところばかりだったと感じています。

なので、「今年は帰ってこれるのか」と聞かれて何らかの事情で帰れないと伝える場合は、単純に仕事が忙しいという理由を伝えるのが、一番無難に安心してもらえる手応えがあります。

年末の場合も、仕事で年末年始に稼働がある、と伝える以外に
「友人と参加する忘年会やイベントがある」というのも自然な流れです。
クリスマスにも年末年始のカウントダウンにも、都市部ではイベントが目白押しですからね。

もちろん、嘘をつくのはお互いにとって良くないですが、どうしても帰りたくないという場合にお勧めなのは、

「100%の嘘はつかず、部分的な嘘で済ませる」

というやり方で言葉を濁すことです。

例えば、私の過去に実際に帰省をしなかったり時期をずらした例としては

「年末に工場の3交代勤務があって、どうしても出社しなければいけなくなった」
実際は昼間の仕事で且つ自由参加だったけど、出社したという事実は間違っていない

「友人と31日に都内のイベントで年を超すことに誘われ、どうしてもこの日は帰れない」
実際は彼女とのデートだったが、年を越す同伴者がいたこと自体は間違っていない


この手の言い訳を使うと何が良いかと言うと、

1.実家に「帰りたくない」ではなく「帰りたいけど仕方ない理由で帰れない」と伝わる
2.嘘が100%黒では無くなることで、相手や自分に対する罪悪感が大きく減る

という2つの側面があるからです。


特に1のメリットは大きくて、親にハッキリと「実家に帰りたくない」と真正面から言ってしまうと、そりゃ悲しいですよ。相手の為にも、何かしら言い方や伝え方は考えた方が良いです。

ただ、3回4回と同じ手を使っていると、さすがに相手も言葉の裏側を察して気付いてしまうので、やはり同じことを何度もやり続けるよりは、帰り辛くても実家に少しでも顔を出した方が良いと思います。

休暇や帰省のタイミングを一般的な社会人のピーク時期からズラす

実家に帰省する際、他の親族・地元の友達・近所の人に会いたくなかったり、遊びや飲み会に誘われたくないという場合は、夏季休暇をお盆の時期から外したり、年末の大晦日や正月を外したタイミングで帰省するのがお勧めです。

特に年末は今年のコロナのような特別な事情が無ければ、大半の人が30日や31日に帰省し、年明けの2日や3日に都市部に戻っていきますが、当然、この期間中は色々な人と顔を合わせる機会が多くなります。

また、車で移動する場合、年末年始は各地で大渋滞が付き纏います。私は静岡出身ですが、東名高速道路は御殿場〜海老名間では何十キロも渋滞が続き、一般道も箱根周辺は地獄絵図になって巻き込まれたことが一度や二度ではありません。


これらの問題が、発着をそれぞれ数日〜1週間前後にずらすだけで、ほとんど全て解決します。

私の家では毎年31日に父の家系親族が毎年勢揃いして盛大に宴会を行うので、私はこの方法はとっていませんが、弟は毎年31日のギリギリに帰ってくるので、父の顔を潰さないギリギリのタイミングを狙って帰ってきてるんだろうなとは思います。

滞在期間を短くすることで、込み入った話を避ける

・就職/転職や仕事の話
・結婚/子供に関する話
・実家に戻るのか/戻らないのかという話

こういった込み入った話は、重いテーマで取り扱いが慎重な話題のため、大半が夕食を食べてひと段落した時に話されます。

そして、その場の雰囲気によっては、言おう・聞こうと思ったけど、理想的な話の流れに持っていけなかったり、その場の気の迷いや言い辛さで切り出すのを保留してしまったりということが少なくありません。そして、一度の食卓でいくつも重いテーマについて話すのはかなりのエネルギーを使うため、現実的ではないと思います。

なので、そういった話を避けたい場合は、1泊2日の帰省にしておくと、したくない話を振られる可能性は低くなります。

特に初日の晩は、顔を合わせてバタバタしていることもあり、会っていなかった空白期間の近況を話しているうちに1時間2時間あっという間に経ってしまいます。

そして、せっかく帰ってきた息子にわざわざ邪険にされるかもしれない話題をいきなり振ってくるのも、結構エネルギーいると思うんです。相手の立場になってみると。

また、うちの父親の場合、お酒が結構好きな人なので、食事の用意が全部できる1時間前くらいから「準備運動だ」と冗談を言いながら晩酌を始めており、「今日はこれを伝えよう」と意を決して帰省した時には既に出来上がってしまっていることがよくあります。

もし、家族にしっかり話しておきたいことがある場合は、事前にそれを伝えておくか、2泊以上確保して実家でゆっくりする予定を立てておいた方が良いです。

まとめ

実家に行きたくない時の対策

・仕事が忙しいことを言い訳にする
・休暇や帰省のタイミングを一般的な社会人のピーク時期からズラす
・滞在期間を短くすることで、込み入った話を避ける

それぞれ話していて思うのは、自分の家族に対してこういう駆け引きみたいなことをしていること自体、本来はおかしいことなんだよなということです。

ブログ全体のテーマである実家や町内会がいずれ絡んでくることを、単なる家族同士の人間関係を超えて、実家に帰省すること自体が、面倒なことに繋がってしまうというマイナスイメージに置き換えてしまっているのではないかと、僕自身は感じています。

もちろん、何でも真正面からガンガンお互い言い合える家族が理想だとは思いますが、皆それぞれ性格も違うし、家族同士の距離感も人それぞれです。一時的に出来るだけ顔を合わせないことや、距離を置くことで保てること、解決に向かっていくこともあるので、色々な選択肢を持っておくこと自体は悪く無いと思います。

是非、「実家に帰りたくないな・・・」と頭を抱えることがあったら、参考にしてみてください!

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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