本せどりのバーコードリーダーの選び方と使い方の注意点

本せどりでは、リサーチにバーコードリーダーを使います。

熟練者は完全目利きで本を引っこ抜いていきますが、
一切使わないレベルになるにはかなりの努力が必要で、
そこまで行かなくても人並み以上に稼ぐなら十分可能です。

それ故に、バーコードリーダーの使い方自体で
仕入れの結果や売上利益に大きな差が出てきます。

結論から言えば、人の検索を現場で見るのが一番なのですが
どこに行けばそれを見れるのかというコツもあります。
この記事では、それについて解説していきます。

機種はKDC200i一択

バーコードリーダーは、KDC200iを使ってください。
これ以外に使ったのは全機種のKDC200ですが、
若干200iの方が早いと言われています。
(実際に使ってみて体感で感じるほどの違いは無いです)

MS910という機種も一時期有名でしたが、
師匠から借りて使わせてもらった感覚としては
KDCの方が明らかに早かったので、無視して大丈夫です。

価格はAmazonで1万円弱しますが、本せどりを始めれば
速攻で回収できるので、仕入れを始めたり
人から教わる前に、必ず用意することをお勧めします。

バーコードリーダーの設定の仕方

バーコードリーダーの設定方法は、
せどりに使う最低限の場所だけ設定変更をすれば、
大体初期出荷時設定のままで使える設定が多いです。

この記事では細かい設定方法は割愛させて頂きますが、
私が一番最初にせどり全般の知識を教えてもらった
細野さんという方の記事が詳しいので、参考にしてください。
https://h9nfp.com/archives/2598

バーコードリーダーの使い方の注意点

基本は全頭検索

バーコードリーダーの強みは、全頭リサーチにあります。
目利きで全部取れるに越したことはありませんが、
取っ掛かりが無い場合は、大人しく全頭検索をしましょう。

優先する棚やジャンルはもちろんありますが、
どんな棚であれ、大なり小なり必ず仕入れができます。

店員さんには極力リサーチ場面を見せない

店員さんは立場上、他のお客さんの迷惑になる行為は
取り締まらなければ立場が無くなってしまう為、
・お客さんに迷惑をかけない
・店員さんにリサーチの現場を露骨に見せない
この二点は徹底するようにしましょう。

また、リサーチ行為や転売自体を
張り紙や注意喚起で厳格に取り締まっている店の場合は
お客さんの前でもリサーチを見られないようにしましょう。

顔を覚えられて出禁にされるのが一番面倒です。
主導権は全て、経営するお店側にあります。

ですが、お店側としても、たくさん本を買ってくれる転売屋は
完全に取り締まってしまうと、確実に月間数%の売上と利益が
失われてしまう為、贅沢を言えば、買ってはほしいのです。

そんな多少複雑な事情もあり、バーコードリーダーで
リサーチをする際は、店員さんやお客さんに迷惑をかけず
且つ大量にリサーチをして仕入れをするためにも

・買い物をしている挙動を装いながら
リサーチを効率的に行う手法を複数用意しておく

・店員さんが近くにいても、死角に回ったり
視線の硬直時間を利用してバーコードを当てる

・店員さんの接近する独自の足音を察知して
周辺にいる時だけは普通の客を装う
(ブックオフは、店の性質上、素早く歩く客は皆無な為、
意志を伴う早い移動/接近の足音は全部スタッフです)

という配慮を忘れないようにしましょう。

別にここまでする必要なくね?と思うかもしれませんが、
1円でも多く稼ぐのが仕事である以上、制約がある中で
いかにリサーチを増やすかということは常に考えてください。

結果として、上記の行動を自然と取るようになります。
指導者がいるなら、直接教えてもらいましょう。

リサーチの基準値

目安としては、全頭検索の場合、初心者ならば
最低でも一日5000~7000冊はリサーチをしましょう。

大体棚の1列で文庫は50冊くらいなので、
1棚350~400冊、一日13~15棚くらいの量になりますが、
腕が経つと、それくらいリサーチをやれば
一日で3万円くらいの利益は挙がるようになります。

また、これを一日で余裕を持ってやる場合、
リサーチのスピードが非常に重要になります。

目標としては、1秒あたり4冊のリサーチをしたいです。
この水準を目指さないと、恐らく目標には到達できず、
十分な量の本をリサーチすることができません。

リサーチは現役の人に同伴して現場を見るのが一番早い

リサーチを覚える際は、必ず現場で実際にやることを
現役の人に見せてもらいましょう。

1秒に4冊とか、どうやってやるのと思うかもしれませんが、
一度実際にやっている場面を見れば、誰でもできることで
確かにこれなら稼げるなということを心の底から納得できます。

逆に、ネット上の動画やこういった文章だけだと、
頭の中では納得しても、心の底から納得できないので
いざという時に行動ができないマインドブロックになります。

バーコードリーダーの熟練者を現物で見れる場所

閉店セール、全品50%OFFセール

閉店セールの類は、大量の専業せどらーが県外からも集結し、
開店10分で無数の本が引っこ抜かれる魑魅魍魎の世界です。

ですが、最初の10分、30分あたりは目利きで仕入れをしていた
熟練者の方々も、目利きで取り切れる本を全て取り切った後は、
一斉に今度は取りこぼしている利益本を残さず搾り取る為に、
バーコードの全頭検索で端から端まで検索を開始します。

恐らく、これを後ろに立って見ていれば、非常に勉強になるし、
普段と違って、数十人~100人以上が店内にいる状況なので
見ていて茶々を入れられることもありません。

ちなみに、セール仕入れは、前日の仕込みや当日のリサーチによって
単行本の目利きの力や商品知識もつき、伸びしろは一番大きいですが
とにかく疲れるので、僕はもう参加したくはありません。汗

新宿などの大都市店舗

競合の中でバーコードリーダーを打ちまくる競合の方々に
一番多く遭遇したのは、新宿東口の店舗です。

ここは店自体が大きく、恐らく商品供給や回転も速いせいか、
毎回訪れると複数の業者と思われる若い人が、必ず店の中にいます。

また、旧渋谷店や新宿の店舗に関しては、店側が取り締まろうにも
せどらーがあまりに多すぎるので、店員も一々止めてきません。
もう面倒だから勝手にどうぞという、特殊な空気感があります。

また、ガチの業者ほど車で来ることから、新宿に滞在する業者は
サボったり儲からないと駐車料金で大赤字になる為、本気度が高い。
当然、バーコードリーダーやリサーチのスピードも桁違いに早い。

なので、端から見る分には、とても勉強になります。

ただ、必ず遭遇する保証が無いのと、自分がやりながら
学ばないと意味が無いので、お金に余裕があるならば、
仕入れツアーやコンサルなどの直接指導が一番お勧めです。

まとめ

バーコードリーダーは使えば使うほど使い慣れてきて、
検索のスピードも上がるし、至近距離から見ても
リサーチだと思われない自然な挙動・立ち回りも
洗練されていきます。

あと、本文中には書いていませんが、
バーコードリーダーを店内で打つ事が恥ずかしい場合、
それはどうにもならないので、割り切ってください。

金を稼ぐことを最優先に置いて、
自分の小さなプライドや世間体は捨てないと、
本せどりで稼ぐのは、相当難しいと思います。

本来、ブックオフというのは
本を定価で買うことすらためらう貧乏人、
Amazonで本を買わない合理性に欠けた地域の人が
大集合する店なので、今更、この店内の立ち回りで
カッコよさを考えること自体がおかしいのです。

逆に言えば、その一線を超えられない人がいる以上、
これからも本せどりは優秀な人やプライドの高い人は
永久に参入してこないので、稼ぎ続けることができます。

稼ぎたいなら、しがらみも全部飲み込んで、
黙って淡々とバーコードを打ちまくりましょう。