自己分析をしようと考える人は多いですが、
その大半が、分析を納得のいくレベルまで
「やり切る」ことができません。
ですが、それは決してあなたが能力が無いからではなく、
元々「自己分析がやりたくてたまらない」人なんて
この世に一人として存在しないのです。
自己分析ができない状態を抜けるためには、
適切な方法があり、できない原因を把握して
ひとつひとつ改善していけば、必ずできるようになります。
この記事では、そんな自己分析ができない原因と
その対処方法を解説していきます。
あなたが自己分析ができない原因とは
何故自己分析をするのか理解していない
自己分析がうまくいく人は、企業に就職/転職する、
自分のやりたい仕事を決める、生き方を決める、
結婚や趣味にどのくらいの力を割くかを決めるなど、
明確に目的を持っています。
動機のない、形だけの自己分析だと、
仮に全く同じ質問を自分に問いかけても、
本質的な回答を探ろうというモチベーションが沸かず、
自己分析をする意味が薄くなってしまいます。
適切な自己分析の手法を知らない
自己分析は、既にたくさんの本が出版されており、
ネット上にも、非常に多くの情報があります。
しかし、自己分析を確実に成功させる為には、
著者や教え子が実際にその自己分析をした結果
「難関企業にエントリーシートが通り、面接で合格」
「自分が生涯をかけてやりたいことが見つかった」
という実際の結果が伴わなければ、意味がありません。
私がお勧めするのは、自己分析の本を、
やる前に一冊通しで読んでみることです。
自己分析とタイトルには書かれていても、
単に研修で使ったシートを記載されただけで
著者の意向や魂が伝わってこない本、
何かしらの結果が伴っていない本が大多数です。
Twitterのハッシュタグで本のタイトルを入力し
タイムラインを追っていくと、その本や
ブログの執筆記事の評判はすぐに出てきます。
必ず、自分の手で検索して調べてみてください。
私が実際に自己分析をやってきた中で
最もお勧めするのは、メモの魔力と絶対内定、
そして、ストレングスファインダーです。
ひとつのことを毎日継続する習慣が無い
自己分析は、一日や二日で完了するものではありません。
他の取り組む対象と同じように、毎日の日々の積み重ねで
精度が上がっていくものです。
集中して一気にやれば、人生を通じて大切にしたいことや
そのための自分の軸はおおよそ見つかると思いますが、
色々な経験を積むごとに、自分の軸は少しずつ変わっていきます。
先程挙げた著者の方々も、今も日々自分と
向き合い続けているので、自己分析というのは、
ずっと終わることのない、旅のようなものです。
なので、どれだけ毎日、少しずつでも向き合えたかが
少しずつ積み重なり、大きな自信や的確な行動に
繋がっていきます。
自己分析ができるようにする方法
基準値を適切な水準まで下げる
自己分析に取り掛かれない、もしくは続かない人は、
求める基準値や一日のノルマが高すぎます。
〇〇項目、〇〇時間など、単位は様々だと思いますが
まずは毎日継続ができる水準まで目標設定を落とし、
欠かさず続けることを最優先してください。
一人でやろうとしない
例えば、幼少期に関する自己分析は、
自分ひとりの記憶を頼りにやろうとするよりも、
両親の話を聞くとより参考になる話が効けます。
また、自分の強みや弱みをリストアップする時も、
自分と近い距離で過ごしていた友人に会うことで
より客観的な、的確な視点をもらうことができます。
自己分析を一人でやると、偏った視点になったり
特定の着地点に無意識の内に自分を誘導してしまいがちです。
人の力を借りることを念頭に置いてください。
まとめ
自己分析ができないのは、個人の能力に関係なく、
たまたま環境やきっかけに恵まれなかっただけで、
誰にでも等しく、自分を変える機会は用意されています。
私自身これまで、自分と向き合ったことにより
別人のような顔つきになり、自信に溢れる人達を
何人も目にしてきました。
自己分析ができないという人は、
まずは何よりも「継続すること」
この一点を心掛けるようにしてください。
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