自己分析ができる人の特徴

自己分析ができる人には、明確な特徴があります。

それは「誰かのために生きている」ということです。

人間、どこでどんな仕事をしていたとしても、
誰にも頼らずに一人で生きていくことはできません。

学生時代は両親や教師が自分に期待をしてくれたように、
社会に出ても、会社の上司や部下、取引先の人、
商売をやる人なら、取引先や同業者、お客さんなど、
数えきれないほど沢山の応援を受けている人達がいます。

そんな人が多いほど、自分一人の人生ではなくなり、
より真剣に仕事をするようになり、勉強をするようになり、
体のメンテナンスや休養もしっかり取らないといけない。

何故なら、自分が倒れてしまったら、自分だけの問題ではなく、
自分の周りにいる人達の期待を裏切ることになるからです。

だから、辞めるとか諦めるという選択肢が
最初から用意されていません。

起業家の人は、その究極形だと思います。

お金を貸してくれた銀行の方がいる。
毎日のように店に通ってくれるお客さんがいる。
いつも一緒に働いてくれるスタッフの方がいる。

その人達のためにも、絶対に負けるわけにはいかない。

子供を育てている社会人の方も同じです。

自分が仕事で失敗し、失業したり稼げなくなったら、
子供の将来の選択肢が大きく狭まります。

だから、絶対に家族を守らなければいけない。
社会人として、そうだ、俺は絶対に負けてはいけないんだ。

そういう状況に置かれているのに、
自分のやりたいことが今一つ分からないとか
ヌルい気持ちのまま、平然としていられる人はいません。

だから、もしあなたが今、自分のやりたいことが分からず
自己分析をやろうとしたり、既に始めているとして、
満足のいく水準で出来ていないとしたら?

私はまずあなたに、もっと今よりも
「誰かのために」生きてみてはどうかと思うのです。

あなたも以前は、誰かのために
一生懸命になっていた時期があると思います。

それは負の感情だったとしても問題ありません。

「あいつには絶対に負けない」
「あの人には馬鹿にされなくない」

その反動で勉強や部活を頑張り、大きな成果を挙げた人を
僕は何人も知っていますし、一度でも本気で何かに挑んだ経験は
後の人生で、必ず大きな財産となって返ってきます。

親元を離れて仕事をしている人や、
会社をやめて一人で仕事をしている人は、
自分の身の回りの人間関係を、見渡してみてください。

楽な方に逃げていませんか?

自分に対して厳しいことを言ってくれる人や、
自分が向き合わないといけない大切な人から
逃げてしまってはいませんか?

このブログでは自己分析の手法を
他の記事で色々と書いてはいますが、
それ以上に大事なことは、大切な人や、
見たくない現実としっかり向き合うことです。

その先には、この人の為に頑張りたい、
この人のために生きていきたいと思える人が
必ず現れ、あなたを応援してくれる人になります。

私の場合は、両親です。

私は長い間、両親に反対されるのを恐れ、
仕事を辞めることも、これまでやってきた仕事も、
何一つ両親に報告することはありませんでした。

結局それは、親と真剣に向き合うことをせず、
自分が絶対に成功する、やり抜くという覚悟から
逃げていたからだと思います。

実際のところ、同世代の友人と話をしていて、
私が30歳前後からの数年間、一人の社会人として
相対的に成長をしていないことを、最近、痛感しています。

それはやはり、社会人経験を積んでいく中で、
仕事の責任が増えたり、家族や子供を抱えたりする中で
「誰かのために」という対象がどんどん大きくなり、
より難易度の高い人生に挑んでいるからだと思います。

フリーランスの場合、仕事の難易度が上がることは
自ら挑戦をしない限り無いので、スキルの切り売りになり、
仕事を通じて成長するかどうかは、すべて自分次第です。

誰かの為、人生の全てを懸けて挑む人がいる一方で、
単に金が儲かるから、楽をしたいからという動機で
仕事をしている人の場合、そこまで自分を追い込めません。

すると、今まで仲の良かった友人と
一緒に飲んでいても、話をしていても、
自分の器が伴わない、遠い存在の人になってしまうような、
ある種の敗北感をずっと自覚しながら生きることになります。

私は、これを読んでいる社会人の方には、
そのような後悔を、絶対にしてほしくありません。

なので、自己分析ができる人になりたいと思うなら、
まずやるべきことは、あなたが人生を懸ける誰かを
しっかりと認識することだと思います。

家族でも、仕事で関わる人でも、
愛する人や恋人でも、相手は問わないです。
あなたにしか救えない人、あなたを応援している人は
身近な場所に、必ず存在します。

居なければ、その誰かを探しに行きましょう。

自己分析を進める上でも、ノートを相手にするだけではなく、
まだ会った事の無い人と話す場所を見つけましょう。

立ち飲み屋でも、バーでも、趣味のイベントでもいい。

素敵な出会いを繰り返す中で、あなたにとっての
その「誰か」が見つかることを願っています。