実家のゴミ屋敷を親を説得して片付ける方法!

ワイドショーなどで最近、実家の空き家や
ゴミ屋敷問題が採り上げられますが、久々に帰った実家が
まさにそのゴミ屋敷になってしまうケースがあります。

特に親が高齢になると、認知症が進んだり、
体力や筋力が低下して長時間の掃除ができなくなったり。
他にも、親が捨てられない性分の人で、
片付けをすることに拒否を示す場合も少なくありません。

この記事では、そんな実家のゴミ屋敷問題を
親を説得して改善することについて解説していきます。

実家のゴミ屋敷を片付けるように説得する方法

何故実家の片付けが必要なのかを説明する

例えば、何故片付けが必要なのかということは、
物を捨てる習慣が無い時代を過ごした親世代の中には
全く理解できない人、嫌悪感を示す人も存在します。

だからといって、それを頭ごなしに否定しても、
ゴミ屋敷を片付けるのに協力をしてもらえるとは
限りません。

仮に自分が突然病気で倒れてしまい、家を不在にしたり
今後必要なものと必要でないものを分かる場面の時、
事前に普段から掃除をしているのとそうでないのとでは
かかる手間や他の家族への負担が変わってしまう、
という風に、あくまでもご本人のためや家族のために
勧めてるんだという言い方をすると、印象は大分違います。

他にも、孫が居て、ゴミ屋敷であることが理由で
子供を連れて帰れない場合は、それを直接言うよりも

「ゴミが多すぎると不衛生で、子供の健康が心配」
「家が狭いと遊ぶ場所が無くて帰りたくない」

ということを伝えると、孫のためだと思って
掃除を始めてもらえるかもしれません。

最初は出来る範囲で、掃除を直接手伝ってあげるのも
重い腰を上げてもらうひとつのきっかけになります。

親としても、ゴミ屋敷状態にしてしまっていることに
後ろめたさは感じているので、その気持ちは寄り添いつつ、
あくまでもこちらのエゴを押し付けているわけではなく
ご本人のために言っているという姿勢を伝えてください。

業者に入ってもらい、有料で片付けの作業を進める

親が絶対に物を捨てないと言って聞かない場合、
親子の直接の対話が原因で何も進まない場合は、
第三者である業者に介入してもらいましょう。

利害関係に無い担当者の方と話をすることで、
親もそれまでに落ち着いて話ができるでしょうし、
先方も様々な事例を経験してきたプロなので、
お互いに冷静な気持ちで対話をすることが可能です。

実際のゴミ屋敷の片付けも、業者は段取りから
様々なトラブル対応までを熟知しているので、
作業は早いですし、トラックを用意してくれれば
自分たちでやるよりも遥かにハイペースで掃除が進みます。

自分たちでゴミ屋敷問題の解決が難しいと判断したら、
業者を使う選択肢も、是非検討してみてください。

何故、実家がゴミ屋敷になってしまうのか

捨てたものを見られたくない

田舎特有の現象なのかもしれませんが、
昔、ゴミ捨て場に家のものを片付けで大量に捨てた時、
全く別の家庭が、そこに捨てた衣類を着ていた、
という場面に遭遇し、不穏に感じたことがあります。

マンション内のゴミ捨て場でも、資源ごみを捨てた際、
漫画の60巻全巻セットが、不用品回収業者に渡す前に
誰かに持っていかれて消えたなど、中身が見えると
そのゴミを平気で持っていく人は、一定数存在します。

そういうところから、家族のプライバシーが
間接的に漏れるのを嫌がる点も、ゴミを捨てたくない人の
理由のひとつとなっています。

物を捨てるという習慣が無い

戦時中に生まれた祖父母の世代は、
はだしのゲンという漫画に描かれているように、
そもそも、食料の確保自体も大変な時代でした。

逆に今は、余って捨てられないほどの
物に囲まれた生活も、しようと思えば可能です。
コンビニやホームセンターで、お金さえあれば
いくらでも欲しいものが買えてしまいます。

しかし、半年一年使わないものも
「まだ使えるのではないか」「いつか使うだろう」
という心理から、捨てられなくなってしまうのです。

戦時中の小説や漫画を読んでいると感じますが、
現代の私たちの世代は、当時を生きた人達の
「もったいない」精神が、良くも悪くもありません。

使うか分からないものを捨てることができない親は
この「もったいない」精神が強い傾向があります。

物を捨てたり整理整頓すること自体が苦手

片付けをするのが元々苦手で、ゴミ屋敷にする意志は
全く無いけど、自然と物が溜まっていったり
収納スペース以外に物が溢れてしまう人はいます。

また、発達障害だったり、自己肯定感が
極端に低い人も、片付けに対して億劫になる
原因のひとつと言われています。

加齢による衰え、ボケや認知症の進行

家を綺麗にしようという背景には、
自分や同居家族が気持ちよく過ごす面以外にも、

・人を呼べる家にしておこう
・健康に配慮しよう、
・虫が徘徊するような家にしないようにしよう

など、色々な意識が働くと思います。

ですが、親が高齢になり、判断力が低下すると、
そういった当たり前のことも、意識しなくなったり
理解が出来なくなってしまうのです。

体力も衰えて、階段昇降も辛くなってくると
片付けは段々と、重労働に近付いていきます。

すると、片付けをやって当たり前という心理も
疲れてしまうし、このままでいいだろうと
徐々に気持ちが移っていってしまうんどえす。

私の祖母も、元々はとても綺麗好きでしたが、
今は自分で身の回りのことをやるのは
ほぼ不可能で、息子夫婦の両親が世話をしています。

記憶が曖昧になると、逆に物を捨てる際に
あれこれと言われたりする機会も少なくなるので、
掃除を進める上では、一長一短かもしれませんね。

なので、元々の性格だけではなく、
高齢になれば、誰もがゴミ屋敷を作ってしまう
可能性はあると思ってください。

実家がゴミ屋敷になる問題点とは

近隣住民の迷惑になる(ゴキブリなど)

ゴミ屋敷を作ってしまう人の問題点は、
捨てられない以上、部屋の汚れ方について
ゴミが増え続け、現状維持すらできないことです。

夕方のワイドショーでもたまに取り上げられますが

・家の外にまでゴミが溢れている
・匂いが部屋の中はもちろん、外まで漂っている
というのは、誇張でも何でもありません。

都心部でも、治安の悪い住宅街を歩いていると、
たまにそういう家庭の一軒家や中庭に遭遇します。

そういう不衛生な環境では、ゴキブリや虫なども
集まったり沸いたりすることがあり、隣人や
近所に住む人にとっては、溜まったものじゃないです。

たとえ親が原因がどうか不明だったとしても、
あらぬ疑いをかけられてしまう恐れがありますし、
集合住宅であれば、建物の価値にも影響するので
大家さんや管理会社にとっても迷惑になります。

犯罪者や不法投棄の業者に狙われやすくなる

遺品整理や不用品回収業者の中には、
無免許営業をしていたり、回収物を正規の手順で
処分せず、不法投棄をしている業者もあります。

もし実家がゴミ屋敷で、庭や軒先に溢れるほど
ゴミを抱えている場合、こんな状況の場所なら
少しぐらいゴミを増やしてもいいだろうと思われ
不法投棄をされてしまう可能性が上がります。

また、愉快犯で深夜に徘徊する放火魔から
ゴミに火をつけられ、場合によっては
大きな火災になってしまう可能性もあります。

実家や隣の家を家事で焼失すると、損害が大きく
その後の事後処理も大変な手間や問題になりますので、
実家のゴミ屋敷化は、一日も早く解決が必要です。

以上のような問題を未然に防止するためにも、
そして何より、親に実家で気持ち良く快適に
過ごしてもらうためにも、ゴミ屋敷問題は
早期に手を打ち、解決を促すようにしましょう!