実家が近くにある時の子育てについて!メリット・デメリットを比較して解説

実家が近くにある状況での子育ては、
親に頼れない場所で子育てをすることに対して、
様々なメリットやデメリットがあります。

しかし、出産時に実家に戻る方も少なくありません。
それだけ、実家の近くで子育てでできるメリットは
大きく、多くの人が出産時は実家に協力を求めます。

その一方で、立地や親子関係の影響で
どうしても頼ることができない家庭もあります。

この記事では、そんな実家の近くで
子育てをすることの是非について解説していきます。

目次

実家の近くで子育てをするメリット

子育てに関するアドバイスをしてもらえる

今や、ネットやアプリでも
「こそだてハック」など、情報を便利に
検索できるサービスがたくさん現れています。

ですが、やはり初めての子育ての場合、
既に一度以上経験している実家の両親に
リアルタイムでアドバイスを頂けるのは
本当に大きなメリットです。

産後から赤ちゃんの生活リズムが安定するまでは
3カ月~4か月かかると言われていますが、
この間は夜泣きも多く、寝起きの周期が
数時間単位で、寝不足になる母親も多いです。

体が大きくなってきても、2歳~3歳までは
何かと目が離せない時期が続き、家のものを
勝手に壊したり、小さなものを床に置くと
飲んでしまったりする恐れもあります。

私はこの頃は毎日祖母に面倒を見てもらっており、
両親は日中仕事に専念できただけでなく、
子守りの負荷もかなり減ったと言われています。

全ての対応を夫婦二人だけでやると、
ストレスが溜まり、結果として親の生活が荒れたり
親が心の病気になったりすると、回り回って
子供の成長にも影響が及ぶ可能性があります。
(不登校をしたり、摂食障害になるなど)

実家で親に協力してもらうと、
その大変な時期に具体的に何をすればいいのか、
経験から教えてもらうことができます。

緊急時、両親に預けて世話をしてもらうことができる

子供が高熱や原因不明の病気になった時、
日中の働きに出ている時間帯で抜けられず
ピリピリするのは、多くの共働き家庭が
経験していることだと思います。

特に出産から間もない0歳1歳の場合、
体調を崩しやすいことが多く、何かあった時に
側にいてくれる人がいるかどうかは重要です。

両親の場合、孫に会いたい気持ちもあれば
見守りも買って出てくれたりする為、
親孝行という側面もあるので、
子育てが本当にやりやすくなります。

逆に、何一つこれらを両親に頼めない
実家から遠い環境での子育ての場合、
状況次第では、自治体や民間のサービス
(ベビーシッターなど)を使わないと
仕事に支障が出てしまうケースもあります。

実家の近くで子育てをするデメリット

親に子育ての干渉をされやすい

子育てに人の助けは不可欠だと思いますが、
干渉をされずに自分の力でやりたいという方もおり、
そういう人にとっては、仮に実家が近くても
子育てに直接口を出されたくないという場合も。

母親は育児の経験から様々なことを知っているので、
人によっては、細かいことまでダメ出しをしてきます。
「抱っこをしすぎると、抱き癖がついて良くない」
みたいな。

科学的に根拠が無いことでも、向こうが経験者で
こちらは何かの知識を雑誌やネットでかじっただけの
段階だと、説得力も何もありませんからね。

あと、子供を育てる母親にとっては、
自分の母親に比べて、義理の母親の場合は
あまり多くの事をお願いし辛いかもしれません。

どんなに子育てに協力してくれると言っても、
あまりに何でもかんでも頼りきりでいると、
それが親子関係に影響して、気を遣わせたり
逆に、借りを作ってしまう可能性もあります。

単なる口約束だけではなく、
お互いの生活をより良くするためのものなので、
無理をしていないか、お互いに相手のことを
日頃からよく見て、コミュニケーションを
大事にしてください。

まとめ

僕らの親世代やそれ以前は、二世帯住宅や
兄弟がたくさんいる大家族が当たり前だったので、
皆で協力して育児をするのが当たり前でした。

また、地域のお祭りや子供会といったものが
機能していたので、近所の家同士で遊んだり
家同士の交流も盛んに行われていました。

しかし現代では、核家族化が進んだことと、
私の実家のような人口の少ない小さな街では
若い人やその親夫婦が、上京したり
より大きな地方都市の町へ出ていく動きが
顕著になっています。

それに伴い、子供を抱える親夫婦が孤立したり
子育ての難易度が上がっているのが伺えます。

実家を頼る家庭が周りにそこまで多くない場合、
心理的なハードルは高いかもしれませんが、
もし通える範囲で、両親が協力的であれば、
実家に育児に協力してもらうことは、
決して悪いことではありません。

むしろ、子育てに参加してもらうことで、
関わる全員にとってプラスになるように、
実家との子育ての関わり方を検討してみてください。

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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