町内会の行事の不参加について。問題点と対策

町内会では、年間を通じて、お祭りや運動会など
季節折々の行事やイベントが開催されます。

中には、子供と親が同伴でバス旅行に出掛けたり、
他の地区と合同で野外イベントを行ったりするところも。

しかし、大きな行事が近付いてくると、
平日夜でも連日会議があったり、製作や企画をしたりと
かなり忙しくなることが多く、その行事当日も
一日中時間を取られ、身体もクタクタになります。

不参加にしたいと思う人がいるのも無理はありませんが、
皆が当然のように参加する団体の場合、自分だけが
身勝手な理由で参加をしないわけにもいきません。

この記事では、そんな町内会の行事を
不参加にすることの是非について、解説していきます。

町内会の行事は不参加で良いのか?

町内会の行事は確かに重要ですが、
あなたや家族の生活に重大な支障が出る場合は
何を置いても、それを優先してください。

特に、平日の夜の時間帯の召集だったり、
夫婦同伴を強制させられるような環境では
参加者への負担もかなり多くなります。

・会社の仕事に支障が出る場合
・妊娠中、子育ての初期の場合
・親を介護している場合

これらは、厳かにすると自分や家族の
日常生活に明らかに影響が起きますので、
事情を説明した上で、代役を立ててもらったり、
連絡事項は後日聞くなどの対応をお願いしましょう。

普通に考えて、平日の夜などは
無理をしてまで参加する必要はありません。

うちの地元も、元々は各家庭の家族が多かったり
手の空いている主婦や祖父母世代の家族がいる事を
前提に全ての制度や行事が作られている為、

最近は町内会のメンバー数も地区の世帯数も
全てが減ってきており、行事自体の数も
明らかに減ってきています。

無理をしてまで協力したところで、それを労ったり
感謝されるよりも、今と同じ状態を前提とした運営が
また翌年以降も繰り返されるだけです。

町内会の行事に参加しないデメリット

他の住民から良く思われないリスクを負う

町内会は、その地域の住民の任意団体であり、
互いにその町を良くしようという前提で活動しています。

なので、自分たちだけが行事に参加しないことにより、
参加している人達からしてみたら、準備や運営に
時間や労力を割いていることに、不公平感を感じます。

例えば、家の中が物で溢れたり、汚れている時に
母親に全ての掃除を任せていた場合、

「率先して掃除をしよう」とする人もいれば
「別に家の中が汚かろうと構わない」という人もおり

後者の人の方が多い場合、家は荒れ放題になります。

また、本心では後者なのだけれど、
母親に一年中掃除の負担を負わせ、大変な様を見ると
どんなに嫌な息子や夫でも、助けてあげようとか
他の家事をやってあげようという気持ちになるはず。

そうやって、家族も、街も、成り立っており、
本来、町内会の掃除に参加しないということは
「町を良くすることを放棄する」と受け取られても
おかしくないことなんです。

だからこそ、不参加するかしないか自体よりも、

「町内会に協力したい意志は持っている」
という気持ちを前提として、言葉や行動で
伝えておくことが非常に重要になります。

町内会の行事の参加を断る方法

無理なものは無理、とはっきり断る

まず、大前提として、仕事は最優先です。
生きる糧を放棄してまで優先することではありません。

基本的には、自ら役員や担当者に、
電話もしくは面と向かって事情を伝え、

「会社での立場があるので、参加が難しく、
申し訳ありませんが、辞退をさせてください。」
と、自分の意思を伝えることをまずは考えます。

最近の60代の方は、昔に比べて町内会を巡る変化や
若い人の考えに寛容な人が多い一方で、頭の固い人の中には、
自分の意見を絶対に曲げようとしない方もいます。

そういった人は、説得を試みるよりも
「申し訳ありません」と低姿勢から入る事で
押し通すことを目指すしかありません。

心苦しいので、何とか時間を工面して
参加する方も多いですが、無理なものは無理なので、
どこまで許容できるか、線引きを考えましょう。

一方的に断る形にならない、妥協案を考える

私の住んでいる建物の自治会でも、何らかの事情で
行事に参加できない人がいますが、そういう人でも
角の立たない人は、役員さんや他の人に対して
自分の都合を一方的に押し付けない工夫をしています。

例えば、自分が参加できる行事だけは積極的に参加したり、
お詫びの為に少し高価な菓子やお酒を差し入れしたり。

運営側としては、行事の不参加を認めてしまった際、
それを引き金に他の会員が次々と行事に出なくなる事を
何よりも恐れています。

それを少しでも抑制する為に、という配慮が伝わり、
会長さんも喜んでいました。
(欠席の代わりに金銭的な負担を、という見方で)

そういえば、今年の副会長の一人も引っ越しの都合で
役員を任期の途中で離れることになったのですが、
その際も、菓子折りや手紙が添えて届けられました。

粗品を送れば何でも解決するような文化は困りますが、
やはり、こういったものを贈るというのは、
自分から何かを断る際、角を立てない為に
誰でもできる、ひとつの方法なんだと思います。

まとめ

私も初めて班長会に参加し、休日に焼き芋を作る会や
納涼祭、公園の花の植え替えに召集をかけられた時は

「休日くらい、普通に休ませてほしい」

と正直、思っていました。

ですが、一度参加して近所の人と顔を合わせると、
確かにひとつの自治体として、必要な時間だというのは
納得できます。

特に子供を抱える家庭の場合、子供同士の交流の機会や
親同士の連携が普段から出来ていないと、いざ困った時に
家族以外の誰も頼る人がいなくなる可能性があります。

このように、どこまでも自分の都合を優先する生き方は
社会の一員として生きていく中で、どこかで行き詰ります。
私達自身も、いずれは誰かに看取られていくので。

なので、初めてこういった行事に誘われた場合や
独身の場合、デメリット以外を感じないかもしれませんが、
是非一度、お試しで参加してみることをお勧めします。

特に今後、今住んでいる場所に長くお世話になる人には。