町内会に参加しないのはOKなのか?メリットデメリットを解説

町内会への加入は、任意とされていますが、
新たに引っ越してきた家庭に加入を促したり、
加入しないことのデメリットを説く人も存在します。

また、本心ではやりたくないと思ったにも関わらず
渋々町内会に入った人としては、当然の権利として
参加を断り、入っていない人に対する嫉妬心から
不満や怒りを感じることも少なくありません。

この記事では、そんな町内会に参加しないことの
是非について解説していきます。

町内会には参加しなくてもいいのか?

町内会は任意の組織であり、加入や脱退は自由です。

ですが実際のところ、

・役員や会長になった際の負担があまりにも重すぎる
・周りの家庭は皆入っている中、仲間外れになりたくない
・近所から白い目で見られたり嫌がらせを受けたくない

などの理由から、現在でも大半の人が
町内会に加入している自治体がほとんどを占めています。

町内会は実質的に行政の下請けであり、連合町内会と共に、
住民の為というよりも、行政の運営上の為にあるという
意味合いが強くなっています。

また、自治会の高齢化が全国で進んでおり、
高齢者が積極的に頑張っている様子を見ると、
若い人も活動に参加しないことを後ろめたく思い、
参加を始める機会が多いです。

実際に班長や役員をやってみて思うのは、
どんな理由であれ、一度定例会や防災訓練に
参加してみて初めてその意義を感じる一報、

特にきっかけや理由が無いと、いつまで経っても
町内会の必要性を感じない、参加しないという人が
出てくるのは、自然な気持ちだということです。

活動の濃さにも自治体ごとに差があり、

・長野県小諸市
→自治会活動が条例として制定されている

・東京都武蔵野市
→自治会や町内会が無いと市が回答している

このように地域差があり、加入するかどうかは
地域の状況も踏まえて慎重に考える方もおり、
問題を複雑化させています。

町内会に参加しないことのメリット

役員の負担を回避できる

大半の町内会では、役員の負担が非常に大きく、
持ち回りやくじ引きで担当者が決まる仕組みです。

町内会自体に入らなければ当然、
役員や会長を任されることは無くなります。

その他、メリット一覧

・町内会費の負担が避けられる
・仕事に年長者や古参メンバーから口を挟まれなくて済む
・掃除やごみ回収場の片付けの負担が無くなる

町内会に参加しないことのデメリット

ゴミが出せなくなる場合がある

地域のゴミ集積所の管理がその地域の
町内会メンバーに任されている場合、集積所が
町内会の持ち物、設備となっている場合は
ゴミを一切出せなくなってしまう可能性もあります。

逆に、出すだけなら問題ないというところや、
集積所は町内会管理だけど、掃除も管理も全て
市が行っていることが理由で出せるところもあります。

廃棄物処理法という法律に則り、ゴミを集めて
処理をするのは元々行政の役割の為、万が一の時は
行政に連絡をし、個別回収を交渉することになります。

近所の住民との繋がりが無くなる

特に主婦同士で連携が取れたり顔見知りになれると
得られる地域の情報量が違うし、災害の時に助け合えます。

特に、子供がいる家庭にとっては、
「〇〇さんの子」という風に地域で見かけてもらえるので
間接的に、下校時の見守りをしてもらえる事になります

行政に訴える影響力が持てなくなる

例えば、不当な建設工事があったり、町の運営に関して
何かしらの苦情を役所に提出する際も、個人よりは
数十人でまとまって意見書を提出した方が、
行政も真摯に対応してくれる可能性が高くなります。

まとめ

個人的に、町内会に参加しないかどうかの鍵は、

「親と同居しているか」
「奥さん、子供がいるか」

が一番大きく、自分ももし単身で実家に住んだら、
恐らく自治会には入らないと思います。

地域の人間関係は多少悪くなると思いますが、
それを差し引いてでも、負担やデメリットが大きい。

逆に、子供などがいる場合は、町内会活動は1年を通して
防災訓練や各種行事があり、子供にも参加する意味を
直接伝えるなり、感じてもらえる育て方をしたいです。

ただ、同じ地域にずっと住むにあたっては、
そうやって簡単に切り替えたりできるものだとは
思わないので、結婚したり子供に恵まれない限り
実家や地元に腰を据えるのは厳しいかなという印象です。

立場や家族構成が色々な場合も踏まえて考えると

・自治会の活動自体がそもそも活発か
・ゴミ出しを町内会から抜けてもする手段はあるか
・この地域に一生住む覚悟があるか
・仕事に転勤があるか
・夫婦の場合、共働きか
・入らない場合の周囲のプレッシャーを跳ね返せるか

これらも踏まえた上で、加入の是非を検討しましょう。