町内会の災害時の役割とは

町内会は、災害が起こった時に
補給物資を配布したり、避難所の運営をする等
セフティーネットとしての役目を持っています。

その影響から、もし町内会に入らなかったり
協力的ではない場合、補給物資が貰えないと
心配になったり、実際にその点を指摘されて
町内会への加入を促さ、不安になってしまう人も
少なくはありません。

この記事では、そんな町内会の
災害時の対応について解説していきます。

町内会の災害時の役割とは?

災害時の町内会の役割は、以下の通りです。

・住民の避難誘導
・住民の安否確認
・怪我人の応急処置
・避難所の設立と受け入れ態勢準備
・炊き出し
・補給物資の配布
・暖房と燃料の調達
・災害用トイレの設置
・地域の巡回による情報収取
・土のう積み
・行政からの連絡の中継役

また、災害の初期対応は、各町内会に消防団が
設置されており、そちらが対応することもあります。

災害時に円滑に活動ができるように
普段から心掛けておく注意点としては、

・ハザードマップを把握し、集合場所や避難場所を
住民にしっかり認識してもらう。小中学校が多い地区は
最寄りの学校が行政指定の避難指定場所とは限らない

・避難誘導の責任者や担当者を、地区毎や建物毎に
しっかり決めて、その人を指揮系統にできるようにする

・組織内における、高齢者や要介護者の所在を確認する
(東日本大震災では、死者の8割近くが高齢者であり、
避難の必要性に気付かなかったり、避難後の生活に
肉体や精神が耐えられない人も多かった)

などがあります。

ちなみに、町内会は普段から災害に備えて
防災担当の班長や役員が中心になり、定期的に
防災訓練を開催したり、会費で物資を蓄えています。

原則、全てがボランティア活動であり、災害時にも
町内会の人同士が中心となって支援を行う為、
町の災害対策は、仕事を引き受けてくれる人達の
おかげで成り立っている面が非常に大きいです。

また、積極的に動ける若い世代が意識を持たなければ
実質的な地域の防災は不可能です。防災訓練だけでなく
町内会そのものに若い人が積極的に参加できるかどうかが
今住んでいる界隈の自治会や町内会でも課題になっています。

町内会に参加しないと補給物資を貰えないのか

町内会の規模にもよると思いますが、
実際に災害が起こった場合、わざわざ町内会に
入ったか入ってないかを確認するほどの手間を
かけることはないと思います。

また、日中に災害が発生した場合、
勤務先と居住先が違い、勤務中に被災した場合は
町内会と全く関係ない地域に世話になる可能性も
ゼロではありません。

なので、町内会未加入だからといって
何一つ援助を受けられないという事は
無いと思って大丈夫です。

特に私の実家周辺は地震が来るとほぼ確実に
津波で街の大半が流されてしまうので、
災害の規模にもよると思いますが、町外の方や
町内会未加入者を爪弾きにする気持ちの余裕は
住人の方に生まれないと思われます。

ただ、町内会に入らないことを選んだのも
自分なので、会費や労働力を提供していない以上、
困った時だけ人を頼るのは、正直虫がいい話です。

備蓄する非常食や水・毛布などは
当然、町内会費から支払われるので、
会費を払わずに緊急時は備蓄を分けて下さい、
と言っても、余剰分は無い可能性もあります。

ただ、本来は行政の役目であり、収入源は税金なので
その地域の住民であれば、配布の窓口は町内会かも
しれませんが、公平に対応はされるべきです。

まとめ

私であれば、町内会をどうしても避けたいならば
実家に住むことを最初から避ける手段を考え、
実家に住まざるを得ない場合は、町内会の負担を
最初から覚悟した上で引っ越してきます。

特に、ご両親や奥さん子供を抱えている状況で
町内会に入らない、協力しないと選択する場合は
相応のリスクを抱えることを念頭に置きましょう。