実家から遠く離れている時、定期的に連絡は取っても、
なかなか直接帰省して顔を見せてあげられない、
そんな思いをしている人は多いと思います。
結婚して子供が生まれたりすると、尚更です。
孫の顔を見せてやりたいと思っても、
実家から遠い場所で住んでいると、
時間や費用面の事情により、一年に一回や二回しか
顔を出せないケースも少なくありません。
そんな悩みを解決するのに一役買ってくれるのが、
実家と直接映像をリアルタイムに通信するテレビ電話です。
この記事では、そんな実家との
テレビ電話について解説していきます。
実家とテレビ電話をすることのメリット
リアルタイムで顔を見ながら話ができる
普通に電話をするのに対し、テレビ電話だと
相手の反応や表情を確かめながら
会話をすることができます。
特に、孫の顔を見たい両親にとっては、
成長が手に取るように分かるので
喜ぶことは間違い無いでしょう。
映像で、より相手の状況を詳しく知れる
例えば、親から子に対しては、
「最近、太ったな、痩せたな」
「顔色が悪いけど、何かあったのかな」
「随分嬉しそうな顔をしてるけど、
何かいいことでもあったのかな」
子供から親に対しては
「目がうつろだけど、ちゃんと寝てるのかな」
「今日の晩御飯は鯖の味噌煮か。
相変わらずちゃんと料理やってるんだな」
「何だか前よりも白髪増えてきたし、
顔のシワも心なしか増えたような気がする」
など、会話の表面上の言葉だけではなく、
相手の表情や様子なども確認することができます。
特に、実家の親が高齢になっていたり
病み上がりだったり、心配事がある場合は、
普通に電話をしているよりも、テレビ電話を
使った方が、より安心できるかもしれません。
あとは、孫を見せる際も、最初の一年二年は
体の大きさもすごいスピードで成長していく為、
年に数回会いに行くよりも、月に一回などの
ペースで顔を見せることができると、
より成長を身近に感じることができるでしょう。
実家とテレビ電話をするための手順とは
テレビ電話をするために必要なものは、
・双方のテレビ電話をできる機器
・ネット回線
です。
携帯電話や、少し前の世代だと
プレイステーション3のビデオ通話機能なども
テレビ電話と同じようなことはできますが、
通信料がかかったり、あまりスムーズな映像で
通話ができないという難点があります。
お勧めは、インターネット上で無料で使える
Skypeというチャットアプリを使うことです。
ただ、個人的にお勧めするのは、
パソコンを使ったSkypeではなく、
ipadやipad miniを使うことです。
理由は、
・パソコン:起動までの動作が難しい
・スマホ:画面が見辛い、操作ボタンが小さい
というそれぞれの難点があるからです。
ipadは、画面が大きく、テレビ電話をするには
ちょうど良い大きさになりますし、アプリから
起動するだけなら、一度最初の設定を手伝えば
次からは、とても簡単に起動できます。
もちろん、ご両親がパソコンを使うことに
全く抵抗が無いのであれば、パソコンでも大丈夫。
実家とテレビ電話をする方法とは
Skype以外にも、Googleハングアウトなど
ビデオ通話をするアプリは色々ありますが、
ここではSkypeを例にお話しします。
まず、タブレット画面のホームから
アプリをダウンロードするサイトの
ボタンをクリックして開きます。
ipadならApple Store、
AndroidならGoogle Playで
アプリケーションを検索し、
ダウンロードする画面が開けます。
そこからSkypeのアプリをダウンロードし、
タブレットにインストールをします。
使い始める前には、最初にアカウントの登録
(名前、ID、メールアドレス)が必要になります。
また、息子夫婦や孫と通話をするために、
相手側のIDも追加する必要があります。
これらの手続きを親が自分でやるのは難しそうだと
思ったら、帰省の際に初期設定を全て代行し、
あとは起動するだけの状態にした方がいいです。
ちなみに、ipadはビデオ通話だけが目的なら
旧機種の中古で十分です。
ただ、初代はもう大半のアプリが動かないので
最低でもipad2以降を充電器付きで揃えてください。
値段はipad2だと約1万円前後になります。
Amazonで買えば不良品が届いた際に
全額返金できますし、店売りの場合は
PC DEPOに行けば、1万円均一でipadのminiやairを
売っている店が最近だと非常に多く、お勧めします。
個人的なお勧めは、ipad2です。
最近の機種と比較すると相対的に重いけど、
コスパ最強だし、機能性に問題無ければこれ一択です。
実家とテレビ電話をする最適な頻度とは
これはもう、家族との距離感次第だと思います。
元々連絡をあまりとっていないのであれば、
月に一回くらいでも十分だと思いますし、
ビデオ通話をやっていくうちに、
もっと話したそうだな、自分が話したいなと思えば
より多い頻度で連絡してもいいのではないでしょうか。
親子関係は、これからも続いていくものなので、
何より、あなたや両親にとって、過度の負担に
ならないような頻度で行うことを、お勧めします。
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