本せどりの発送に関するポイント

本せどりは、自己配送ならば郵便局からの発送を、
FBA倉庫に入庫する際はAmazon倉庫への発送を、
それぞれ行うことになります。

本格的にやればやるほど、商品点数が多くなり、
いずれも、大量の本を一度に送ることになるので、
送料や手間も工夫次第で大きく変わることになります。

この記事では、そんな本せどりの発送に関する
ポイントを解説していきたいと思います。

目次

本せどりの発送に関するポイント 自己発送

発送方法について

本せどりの自己配送の場合、送料削減とラベル張り効率化の為に
ゆうパックプリントRを使い、特約ゆうメールという郵便で
発送をする人が大半になります。

昨年まではこの郵便は集荷に来て頂くことで、
宅配ボックスから定期的に持っていってもらったり、
玄関まで集荷に来てもらうことが可能になっていました。

しかし、昨年5月頃から、人手不足と郵便物の増加に伴い、
原則として、ゆうメールやクリックポストなどは
集荷の対象外になってしまい、持ち込みが必須となっています。

地域によっては、担当郵便局独自の計らいにより、
今でも集荷をしてもらっている地域はあるようですが、
今後新たに契約をする場合、直接運ぶ前提で考えた方がいいです。

郵便局へ持ち込む際のポイント

必ずキャリーボックスを用意する

本は大量に運ぶのが大変なので、大量の本が入り、
且つ安定して楽に運搬ができる、プラケースや
キャリーボックスを2つほど購入してください。

私はコーナンで1000円程度の箱を買いましたが、
これにより、運搬が大分楽になり、腕の筋肉痛や
腰痛も軽減されました。

腰がぶっ壊れると、商売の継続が
一発でアウトになるので、絶対に買いましょう。

また、郵便局の集荷職員が使っていた
郵便局内のキャリーケースが圧倒的に品質が良かったので、
もし貸してもらえるなら、あの箱が最強だと思います。

水曜注文→木曜午前の出荷は特に急ぐ

自己配送の場合、Amazonが個別に設定する発送予定日は
注文のあっと日から翌日~翌々日、到着予定日は更にそこから
1~2日後(地域による)という設定になっています。

しかし、特約ゆうメールを初めとした郵便局の郵便物は、
全社の方針で、土日の客先への配送を行っていません。

しかし、Amazonの配送予定日設定は、郵便局の
土日の配送事情に関係なく土日も換算予定日に含んでしまいます。

その為、「水曜注文」→「木曜起算の配送予定日設定」となる本は、
発送が木曜朝から遅れて夕方や金曜日になった場合
Amazonの配送予定日以内に配送できない可能性が非常に高いです。

その為、水曜日の24時間に注文が入った本は、
木曜日の午前中には発送しないと、離島や北海道九州の郵便物は
クレームが入ったり、返金に応じないといけない場面が多くなります。

なので、自己配送を大量に扱う個人や業者の場合、
木曜日の朝だけは、できるだけ早く郵便局に持ち込むことを
注意した方がいいと思います。
(あまりにも苦しい場合は、配送予定日を長めに設定するのも一案です)

郵便局の値上げや集荷対応に悪態をつかない

郵便局の配送料値上げ、集荷をしなくなる対応など、
文句を言いたくなる気持ちはすごく分かります。

しかし、一番辛いのは、毎日集荷に来る作業員や
総責任者の営業課長さんです。

私の担当地区では、集荷担当者の大半が50代以上の高齢者で、
バイトをいくら募集しても新規の人が全く集まらないそうです。

そして、顧客からのクレームと上司部下からの板挟みで
担当課長はうつ病になり、任期一年で休職扱いになっています。

程度の差はあれど、どこも似たような厳しい状態であり、
あまりにも酷い悪態をつき続けると、より厳しい対応をされたり、
入荷時の本の厚さなどの審査基準を厳しくされる可能性もあります。

なので、本の配送に関係する郵便局の人に対しては、
誠意を持って対応することを、今後の為にも強くお勧めします。

あくまでもAmazonや郵便局のインフラを使わせてもらっているのは
こちらの方なので、主導権を握られていることは覚悟した上で
このビジネスをやるようにしてください。

発送に対する購入者からのクレーム処理

本のコンディションは厳しめに設定する

私は、コンディション「良い」の商品でも、
かなり厳しめの商品説明を、
共通の定型文で載せるようにしています。

それによって、クレームの可能性を減らし、
商品に対する期待値を下げることで
良い評価やコメントを頂けることにも繋がっています。

利益を追求する上で一番の問題は、クレームや返金処理によって
利益を生む仕事の時間を削られることなので、それを防ぐ為にも
コンディションは厳しめに記載することをお勧めします。

クレーム処理は全てコピペ文章を用意しておく

お客様からのクレーム処理や質問への対応を
1から10までゼロから書いていると、毎回30分や1時間、
顧客対応に時間を取られることになり、仕事になりません。

そこで、過去に自分が受けた顧客対応の返答文は
全て特定箇所を書き換えることで使いまわすことができる、
定型文にしておくことをお勧めします。

お勧めは、スマホとパソコンでネットを通じて同期できる
Evernoteというサービスです。

特に、外出中にスマホで対応することになると
長文をタイピングするのは死ぬほど時間がかかる為、
ネットカフェに駆け込んだほうが効率が良いくらいです。

・商品のコンディション表記と違う
・商品が届かない
・注文をキャンセルしてほしい
・いつ届くのか教えてほしい
・届いた商品が注文したものと違う
・返金してほしい

など、よく届く質問は定型化されてくるので、
それぞれ名前や商品名だけをコピペして
微修正で対応できるようになると、本当に楽になります。

まとめ

発送作業のポイントは多岐に渡りますが、最大のポイントは

「利益と時間を確保するポイントは何か?」
「どうやって、利益と時間を確保するか?」

という点を軸に考えることです。

そうすれば、

・クレームと悪評価の減少
・クレーム対応の定型文を作る
・一度に多く楽して本を運ぶ

など、一見何のつながりもないことや、
突発的なアイデアだと思えるようなことも、
自分の頭で気付いて改善することができるようになります。

今回挙げたこと以外にも、実際に本せどりをやっていくと
作業を効率化するヒントは色々なところに転がっているので
常に心掛けていくことをお勧めします!

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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