本せどりに必要なもの一覧!ツール・知識・心構え全部網羅して紹介

本せどりに必要なものは何かと言われたら、
必要なツール、知識、心構えなど色々あります。

実践者それぞれ、あれも必要これも必要と
皆言うことは違いますが、この記事では、
自己発送を軸とした本せどりで、私個人として
過去の経験から必要だと感じたものを厳選して紹介します。

目次

本せどりで必要なもの ツール編

KDC200i(バーコードリーダー)

自己配送の薄利多売戦略を選ぶ場合、
どんなに目利きが鍛えられても、商品点数が多すぎて
全頭検索を基軸に置いた方が良い為、必須になります。

無いと、検索効率が10分の1以下になる為、
専業副業関係無く、商売として成立は難しくなります。
初期投資で1万円弱かかりますが、速攻で回収できる為、
必ず導入するようにしてください。

せどりすとプレミアム

初期費用10800円、毎月の継続使用料が5400円と
有料ですが、絶対に使ってほしいリサーチツールです。

有料版のせどりすとプロよりもリサーチの速度や
情報の閲覧速度、仕入れの判断までにかかる時間が
数段上の為、稼ぎもそれに比例して上がります。

専業なら最初からこちらを契約して構いません。
副業でも、月の利益が5万を超えたら、このツールに
乗り換えると更に利益が伸びるので、乗り換えましょう。

せど楽

在庫が300冊を超えたあたりから、こちらを使った方が
商品の出品の効率、梱包発送処理の効率が凄まじく上がる為、
月額1万円の使用料がかかりますが、必ず導入をお勧めします。

FBA中心の場合は必要ありませんが、
自己発送を大量にやる場合は、これを使わずに商売をするのは
自殺行為なんじゃないかというくらい、お勧めです。

車と駐車場

本せどりで大きく稼ぎたいなら、専業副業問わず、車は必須です。
徒歩でもできないことはないですが、チマチマとしか稼げず
稼ぎが頭打ちになる要因になります。

車は中古車を買いましょう。
事故のリスクを考えると、軽自動車よりも普通車が良いです。
本以外も本格的にやるなら搭載量も加味したいところですが、
本を中心にやるなら容積はそこまで重視しなくて大丈夫です。

カーセンサーなどのサイトで、走行距離10万kmを超えた車は
比較的割安で購入できる傾向があります。
それでも一括だと30万40万はかかると思いますが、
カーローンなども踏まえて、購入を検討してください。

お金が無い場合は、レンタカーやリースも考えられますが
経費が割高になる為、可能な限り早い時期に、借りるよりも
車を買ってしまうことを強くお勧めします。

本棚

本を大量に床に並べて一連の作業を行うと、
腰を屈めたり戻したりを一日何十回も繰り返すことで、
重度の腰痛になります。必ず本棚を使用してください。

机と椅子

梱包発送時はデスクワークが多くなります。
特にラベルを剥がす時や袋詰め封筒詰め作業などの際は
机は広ければ広いほど作業効率が良くなります。

床でも出来ないことはないですが、
大量作業を日々腰を屈めて行うと、経験上、
確実に腰痛になるので、必ず机を使ってください。

スペースが許す場合は、2メートル幅クラスの机を
2つくらい並べて作業するのがお勧めです。

私は机も椅子も最初はIKEAで揃えました。

椅子は良い椅子かどうかで
一日中座っている時の疲労が大きく変わります。
金が溜まってきたら、中古でハンマーミラーやアーロンチェアの
中古を、ヤフオクで5万円前後で狙って買ってください。

座り心地を確かめる際は、大塚家具などに行って
実際に座らせてもらうのが一番参考になります。

本せどりは毎日結構な距離を歩きますので、
履いていて疲れる靴は、体力を大幅に奪われます。
夏場はクロッカス、秋冬はスニーカーがお勧めです。

安く揃えたい場合は、仕入れの合間にアウトレットの店舗に寄り、
安売りされているスニーカーを買いましょう。

パソコン

本せどりはパソコンが必須です。必ず用意してください。
作業スピードに直結するので、性能に金を惜しんではいけませんが
無理をして新品を買う必要は無いので、高性能なPCを中古で買いましょう。

お勧めは秋葉原のジャンク通りです。後日、別途記事を書きます。

封筒とビニールとテープ

別の記事に購入先のリンクをまとめて貼ってあります。
そこから全サイズ一括で購入してください。

ワイヤレスマウス

本せどりは意外にデスクワークが多いです。
特に「コピー」「切り取り」「貼り付け」は使用頻度が多い為、
必ずボタンを割り当てて、操作を効率化しましょう。
作業効率が全く違ってきます。

本せどりで必要なもの 知識編

必ず直接指導を受け、仕入れと梱包発送の現場を見る

別記事で詳しく解説していますが、私の経験上、どんなジャンルの
ネットビジネスでも、教材だけで稼げた人はほとんどいません。
それはやはり、現場の直接指導に勝る、生きた指導は無いからです。

仮に今あなたが教材だけで十分な知識を得ているとしても、
実際に本せどりを実践して、一気に突き抜ける為には、
どこかで必ず、誰かの指導を受けることが必須になります。

無駄に半年一年をダラダラ過ごすくらいなら、
お金を払い、人に頭を下げてでも、望む結果を挙げている
信用できる指導者から、現場で直接指導を受けましょう。

無料情報と有料教材は指導者の力量見極め・参考資料と考える

上記を踏まえた上で、有料教材や無料で発信されている情報は、
あくまでもその人の力量を測る為のリトマス試験紙だと思ってください。

私のように、本せどりの指導者や権威者になることを目的としていない
情報発信者もいますが、現在進行形で本せどりを究め、教え子を増やすことに
フルコミットしている方は、必ず存在します。

そういった人の発信もしくは教材に触れ、指導を受けるに値すると
思える人を探すようにしてください。

自分にとってそういう人が一人もいない、見つからない場合は、
本物が誰もいないということなので、中途半端だと思う相手に教わるくらいなら
そう思える人間がいる別の商売に切り替えることを強くお勧めします。

本せどりで必要なもの 心構え編

成果を出すまでやり続ける

会社の出世や仕事の成果は、変動要因がたくさんあります。
一生懸命頑張ったや実力がある人が
必ず評価されると保証された世界ではありません。

ですが、本せどりは、やれば絶対に100%結果が出ます。
世間のイメージは、商売の構造上良くありませんが、
個人の努力が必ず反映される世界というのは、滅多にありません。

なので、成果が出なくても、努力を続ければ必ず成果に繋がるし、
商品知識や仕入れの腕も、やればやるほど上がっていくので、
望む成果が出るまでやり続けるということを念頭に置いてください。

いくら稼ぎたいのか決める

成果が出ない人の最大の理由は、
自分がいくら稼ぎたいのか具体的に決めていない、
もしくは自分でも分かっていないからです。

例えば「月収100万円を稼ぎましょう」と煽られ続けていると
それくらい稼がなきゃいけないのかなとフワフワ思いつつも、
自分が本当にそれだけの金額が必要なのか分かっていないから
今一つやる気にならない、成果を挙げる必要を感じなくなります。

ですが、家賃やら交際費やら欲しいものを挙げていくと、
大半の人は、月に100万円も必要無く、必要経費は
30万~80万のレンジの中に納まることがほとんどです。

すると、その具体的な金額を稼げないということは
自分の望みが叶わないということに直結するので、
「いくら稼ぎたいのか」を具体的にすればするほど
自分が行動する理由が明確になり、モチベーションも上がります。

今一つ本せどりに対して気持ちが乗り切らない、
なかなか突き抜けられないという場合は、
「いくら稼ぎたいのですか」と自分に問いを立ててみましょう。

一日のノルマを決めたら、それ以上もそれ以下もやらない

商売は長期戦です。
あなたが本せどりを何年やるつもりなのかは存じませんが、
一ヶ月二ヶ月だけ成果が上がればいいと思う人は少数派で、
大半の人は、長く稼ぎ続けたいと心の底では思っているはず。

しかし、本せどりをやっている人は、一部の人を除いて、
大半の人が長期間稼ぎ続けることができません。

そんな時、長く成果を挙げ続ける上で重要なことは、
「それ以上もそれ以下もやらない」ということです。

例えば、仕入れを毎日やっていると、調子がたまたま良く、
普段の2倍や3倍の見込利益を仕入れることができたりします。

すると、翌日や翌々日に仕入れをしている際、
「待てよ、先日はすごく調子が良かったから、
今日は普段の数割少ない仕入れ量で切り上げていいんじゃないか」
という風に、基準値を下げてしまう言い訳を作ってしまいます。

すると、その後の平常運転の際も、徐々に基準が下がっていき、
最終的に、普段の基準値が下がった状態で推移してしまいます。

それを防ぐためにも、すごく調子が上がった場合は、
あえてそれ以上に仕入れをせず、翌日以降の準備をしたり
さっさと自宅や事務所に戻って事務作業を進めたりするのです。

そうすると、高い基準値を毎日維持できるようになり、
安定して毎週、毎月の売上や利益を確保できるようになります。

逆に、どんなに調子が悪い日や風邪を引いている時も
この数字は絶対に維持する、と考えて日々の仕入れに臨むこと。

そう考えるようになって以来、毎月のノルマを絶対に満たし、
納期までの数字を落とすことが無くなりました。

どちらかというと、ブログやYoutubeなど、毎日コツコツと
継続をすることが鍵の取り組みに言えることですが、
本せどりにも通用する考え方である為、お勧めです。

勝負である以上、絶対に負けてはいけないと自覚する

あまり精神論は好きではないのですが、本せどりも商売である以上、
絶対に心掛けておかなければいけないのは、商売というのは、
敵を押し退けた結果、自分のところに売上が入ってくるという点です。

あなたがある店舗で仕入れができたということは、
他の人が得るはずだった利益の出る本を、
あなたが奪っているということ。

逆も然りで、あなたの仕入れのやり方や日々の行動によっては、
敵から利益を持っていかれる、戦いであるということ。

そういう意識を持ってやらないと、やられます。
絶対に負けてはいけない。

それが、ビジネスの世界で戦うということです。

別に負けていいんだったら、どうぞ負けてください。

でも、大半の人は負けたくないですよね?
絶対にこれで飯を食っていくなり、家計の足しにするなりして
自分の人生を切り開いていかなければいけないんです。

だから、負けることが許されるはずが無いんですよ。

負けるかもしれない、負けても仕方ないと思う気持ちで
商売をやっていると、そういう人間は案の定負けてしまいます。

しかし、逆に、俺は負けたら腹を切るという覚悟で
商売を始めた人間は、そう簡単には死にませんし、
しぶとく生き残ります。

ネットビジネスは初期投資がほとんど必要無い分、
そういう覚悟で商売を始める人はほとんどいませんが、
実店舗で創業融資を受けて商売を始める人は、
大半の人がそういう覚悟で店を開き、商売をしています。

だから、例え最初は副業や小さな規模から始めようと思っても、
そうだ、俺はそういう世界に身を置こうとしているんだ、
絶対に俺は負けてはいけないんだという心構えを持って
商売を始めるようにしてください。

まとめ

色々書いて読んでいくと、大変そうに思うかもしれませんが、
一通り揃えて実際にやってみると、本せどりは数あるリアルビジネスや
ネットビジネスに比べても、遥かに簡単な商売です。

少なくとも、店舗でカフェなどを開業することに比べたら
10倍以上簡単ですし、やることさえしっかりやっていれば
必ず成果を挙げることができます。

だからこそ、甘く考えて我流でやったり大した努力もせず
楽をしようという前提で取り組む大半の人が、結果を出せずに
退場をしていくことになります。

必要なツールや考え方をしっかり抑えて、
商圏内のライバルを倒し、絶対に成果を出しましょう。

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • はじめまして、とても参考になる情報をありがとうございます!
    教えていただきたい事があるのですが宜しいでしょうか?
    本せどり(単C・自己配送)を始めようと思い本棚やKDC200im、出品用バーコードリーダー、封筒などは準備済ですが、
    ツールの選定を迷っています。

    ①仕入れツールはせどりすとプレミアムをお勧めさせておりますが、せど楽チェッカー、もしくはカルタナはどのように思われますか?(安価な事もあり、せど楽チェッカーにしようと思っていたところ、こちらのブログを拝見いたしました)。又、せどりすとプレミアムですとキーパーなどのツールも必要かと思い、高額になってしまう感じがします。

    ②出品・価格改定ツールはせど楽をお勧めされておりますが、としさんがお勧めされている価格の高いツールでなくてもせど楽で十分でしょうか?

    お忙しいところ恐れ入りますがご回答いただけますと幸いです。
    よろしくお願い致します。

    • 質問ありがとうございます。
      以下、回答させて頂きます。

      1.
      せど楽チェッカーとカルタナは両方とも使用経験が無い為、何とも言えません。
      初めて本せどりをやる際、売上利益が少ない内は月1万以上の固定費は大きいので
      まだ自信がそこまで無い段階の場合は、高額なツールは避けた方がいいとは思います。

      いずれも試用期間やお試しはあるようなので、自分がまたゼロから始めるなら、
      まずは実際に使ってみて、費用対効果があるか確認した上で決めたいですね。

      2.
      価格改定機能に絞れば、プライスターの方が機能が多く色々融通が利くのですが、
      そのメリットを吹き飛ばすほど、大量の本の出品作業に関しては、
      せど楽の方が明らかに楽でした。

      としさんという方のツールに関しては詳細を知りませんが、
      自分が現役だった2018年時点から各ソフトの内容やスペックに
      特に大きな変更が入っていない限りは、せど楽で十分です。

      「何を効率化するツールなのか」を明らかにして掘り進めれば
      逆算をして、別の手段を考えたり、ツールを自作したりするなど、
      色々な案が浮かんでくると思うので、僕が客側ならとしさんに
      「本せどりのどこの部分をどのように効率化するツールなのか」
      という部分を早い段階で、嫌らしくない範囲で質問させて頂く気がします。
      そして、該当箇所を明らかにした上でGoogleで調べまくります

      • お忙しいところ早々とご回答いただきありがとうございました。
        とても参考になりました。さらに調べていこうと思います。

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