本せどりで使う本棚の効率的な入手方法

本せどりでは、本を格納する本棚が必要になります。

床に並べても問題無ければ別に構わないのですが、
在庫が数百冊単位になってくると、一冊一冊を
ピックアップする毎に腰を上げ下げする必要があり、
半端ない腰痛に悩まされることになります。

また、事務所にしろ自宅にしろ
限られたスペースを使って本を格納するので、
本棚を使わないと、部屋が一杯になってしまい、
生活や仕事のスペースとして機能不全になります。

なので、本棚の確保は地味に重要な問題です。

それ以外にも様々なメリットや
安く迅速に調達するにはコツが色々存在する為、
この記事では、そんな本せどりで使う
本棚について解説していきます。

目次

本棚を調達する際のポイント

棚が一杯になる前に、次の本棚を揃える

本せどりは、棚に商品が収まりきらない場合、
床や空いたスペースに本を積んだり並べるしかありません。

そうなると、売れた商品のピックアップに時間がかかり、
床に直接並べると、本に歪みが出たり、ページが折れたりと
劣化が露骨にそれまでよりも進行します。

なので、在庫が増える前に、1棚2棚余裕を持ってでも
余計に本棚を先行で確保するようにしましょう。

できるだけ完成品を直接調達する

本棚は、新品でも中古品でも、送料や陳列体積を
抑える為に、組立前の状態で売られる事が多いです。

これを組み立てるのが、なかなか大変で、
どんなに頑張っても20-30分はかかる上、
それなりの肉体的な疲労もあります。

そして、棚の背面板を取り付ける際もコツがあり、
慣れないと、なかなか板が収まらなくなり、
組立が遅くなってしまう可能性があります。

10棚20棚と組み立てることを考えると、
一棚でも多く、完成品を直接購入して、
無駄な時間をゼロにするのが理想です。

色や形を揃える

本せどりで本棚を使う自己配送の場合、本棚は
毎日目にするものなので、全部高さや形が違うと
想像以上にイライラしてきます。

・微妙に高さが一棚だけ違う
・20棚以上ある中で、ひとつだけ何故か黒い棚

気にならない人は別に構いませんが、
私は神経質な為、形状が違う本棚は早々に捨て、
それだけで、心がとても穏やかになりました。

色は仕方ないかもしれませんが、形状くらいは、
可能な限り、同じものを揃えていってください。

本せどりで使う本棚の調達方法

オフハウス、個別リサイクルショップ

オフハウスやリサイクルショップにある本棚や
カラーボックスは、基本的に組み立て済みである為、
持ち帰る荷物としては大きく大変ですが、
組立の労力をゼロにできる為、お勧めです。

しかし、基本的に一か所で大量に仕入れるのは難しく、
置いてある確率も低い為、狙って仕入れるのも大変です。
仕入れの合間に、たまたま見かけたら拾う程度に考えましょう。

メルカリ

「本棚」と直接検索するよりも
「カラーボックス 3段」などの言葉で検索した方が
該当する文庫や単行本向けの本棚が出てきます。

業者が陳列用に使い終わった棚を処分しているようなアカウントは
定期的に同じものを3個セットくらいで何度も再出品してくるので
一棚1000円ほどで調達できる安定仕入れ先になり、お勧めです。

コーナン

ホームセンターは常に新品が置いてある為、
今日明日というスパンで必要な時や、一棚二棚余裕を持って
補充しておきたい時は、是非活用しましょう。

新品で品質も状態も良いですが、値段は少し高めです。
文庫サイズの棚で1300円、雑誌サイズになると
一棚で1700円くらいします。そして、組立も必要です。

特に雑誌サイズのカラーボックスや本棚は
基本的にネットやオフハウスで仕入れは難しい為、
ホームセンターで買うものだと思ってください。

個人的にコーナンを推すのは、値段が手ごろなこと、
中古で揃えた本棚と外見が似ており、横並びにした時に
違和感が無いのが気に入ったという点だけです。

なので、関西や北陸の場合、近所にあるホームセンターが
他の系列の場合は、そちらで購入しても全然構いません。

本棚を撤去する際のポイント

本せどりは、いつかは卒業する時がやってきます。
最初から辞める際のことを知るのは気が引けるかもしれませんが
葬式のやり方を知らないといけないように、撤退する時にも
本棚の扱いには、ひとつ絶対に抑えておくポイントがあります。

絶対に業者を使って一掃する

それは、一定量以上の本棚を撤去する際、
必ず、業者を使って一気に一掃するということです。

私はピーク時に3000冊近い在庫があった為、
本せどりから撤退する際、25個以上の本棚を撤去しましたが、
お金をケチる余り、自分の車で少しずつ撤去を試みました。

しかし、これが大誤算で、本棚はサイズが大きい為、
一度に4~5個ずつしか積むことができず、
近所のオフハウスとの一往復に毎回2~3時間かかりました。

しかも、本棚はリサイクルショップにしてみたら
ろくに金にならないにも関わらず、お店のスペースを
多めに使う、貧乏くじのような商品です。

それを一日に大量に持ち込むと、露骨に嫌な顔をされ、
仕方なく、別の店舗に何度も分けて運ぶことになりました。

肉体的にも、家から本棚を搬出して積み込む作業を
何回も繰り返していると、かなりの疲労になります。

正直、どう考えても、3万円4万円程度を払ってでも
業者に回収して処分してもらった方が良かったです。

そもそも、撤退を決めた時点で、新しい商売もしくは
やることにベクトルが向いている為、こんな肉体労働に
時間を割いている暇は、1秒たりとも無いはずです。

そのような理由から、本棚を大量に処分する際は
必ず業者を使って一気にやるようにしましょう。
自分でやっちゃ駄目です。絶対。

まとめ

本棚のメリットをもう一つ加えるならば、
「売れた本を抜き取る時のピックアップ効率が上がる」
という点があります。

50冊100冊近く抜き出す時、床に並べたり
机に縦積みをすると、狙った本を探すだけで
相当な時間がかかります。

しかし、本棚にASIN番号なりタイトル順なりで
しっかりと並べていれば、売れた本の情報を元に
高い効率で本を抜き取り、梱包発送に移れます。

本棚を安く効率的に調達し、活用して、
本せどり全体の効率を上げていきましょう!

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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