実家の不用品を処分する方法!

実家の不用品を処分が必要になるタイミングとして、
相続をする時、遺品整理をする時がありますが、
それ以外にも、日常的に物が多い場合は
片付けが必要になることがあります。

しかし、住んでいる家族が高齢者ばかりの場合、
片付けに時間や体力を割く余裕が無い場合もあります。

また、そもそも生まれた時から片付けの習慣が無く、
不用品を処分するのにどうしたらいいのか分からない
という方も少なくありません。

この記事では、そんな実家の不用品を
処分する方法について解説していきます。

目次

実家の不用品を処分する前に行うこと

実家の親に、不用品処分を行うことの同意を得る

「実家」と呼んでいる時点で、
恐らく、あなたの実家には、名義を持つ親が
顕在であり、家の実質的な所有権を持っているはず。

実家にある家具や衣類などが不用品だと感じ、
捨てた方が合理的だと思っていても、親御さんや
祖父母の方が、反対をする可能性もあります。

特に、戦時中の時代を生きた祖父母の方の中には、
物が少なく、食べるものにも困った時代を
生きた人達がたくさんいます。

中には、普段使っていないものに対しても
「私のものに手をつけるな」
「掃除とか、余計なことをしないでほしい」
と言って聞かない人もいるでしょう。

なのでまずは、不用品を実際に処分する前に、
「何故、処分をする必要があるのか」
ということを説明し、納得してもらいましょう。

そうしないと、仮に本格的な掃除を始めたり、
業者の人にお金を払って処分が開始された時に
思わぬ反対を受け、処分がとん挫するかもしれません。

不要なものを片付ける時の原則として、
「持ち主が捨てたがらないものを捨ててはいけない」
というものがあります。

「他の家族が気持ちよく暮らすスペースを作りたい」
「このままだと結婚相手やその家族を呼べない」
「息子夫婦に迷惑をかけるわけにはいかない」
「介護用のベッドスペースが必要」

など、しっかりと捨てる理由について、
納得をしてもらえるように説明しましょう。

ご家庭によっては、断固譲らないという姿勢で
片付けに反対する人もいますが、もし片付けを
その家族が亡くなって以降に繰越すと諦めるのは、
その説得を行ってからでも遅くはありません。

実家の不用品の処分は業者に依頼するべきか

実家の不用品を処分すると決めたら、
まず、使える予算と時間を確認し、

・業者に頼むのか
・自分たちでやるのか

を決めてください。

基本的に、実家の掃除は生産性が無い仕事なので、
可能な限り、業者に依頼することを強く推奨します。

私は自分でやろうとしたこともありますが、
自家用車で家具をハードオフなどに運ぼうとすると、
往復で30分、査定も15-30分かかった上、

・ものを運び出す労力
・一回で運べる車の搭載量
・待ち時間や移動時間

を考えると、全く割に合わないです。
そもそも、冷蔵庫やタンスなどは後部座席に入りません。

それに対し、業者は軽トラックや2tトラックを配備して
一往復でかなりの量の荷物を輸送してくれます。

ヤフオクやメルカリによる処分という方法もありますが、
売れるかどうか不明なものを抱えておく時間と、
売れた後の個別の梱包発送やメッセージのやりとりの
手間を考えても、小銭を得る以上のメリットは無いです。

個人的な基準としては
・日用品や衣類のゴミ袋が20袋分以上
・大型家具もしくは家電が一つ以上
ある場合は、迷わず不用品業者の利用をお勧めします。

実家の不用品を処分する方法(ジャンル別)

粗大ごみ(タンス、大型家具、大型家電)

粗大ごみでしか処分できないものは、
自治体のごみ収集局に連絡をして
回収してもらいましょう。

ハードオフやリサイクルショップなどでも
買い取ってくれる業者はありますが、
とにかく、物を家から店まで移動させるのが困難です。

その上、お店の方針によっては

「一辺の大きさが120cm以上のものは買い取れない」
「うちの店は〇〇は買い取り実績が無いんですよ」

みたいな独自ルールで断られることもあるので、
そのリスクや売りにいく手間を考えると、
やはり粗大ごみとして処分した方がいいです。

※ワットマンとハードオフでは、裁量権があるのか
店それぞれで基準が違い、一部の店舗で買取できても
他の店ではできない、ということが多々あります

実家の不用品の処分に必要な費用はいくらか

実家の不用品の処分に必要な費用は、
業者を使わない場合は輸送費のみですが、
業者を使った場合は、幾らかの費用がかかります。

費用を左右する要素は、
・必要スタッフ人数分の人件費
・手配するトラックのサイズと台数
・移動距離(業者の所在地→実家と店舗までの距離)
によるところが大きいです。

当然ですが、処分する荷物の量が多ければ多いほど、
大きい荷物があるほど、費用は高くなります。

目安としては

軽トラック1台の場合は3~4万円、
大型2tトラック1台の場合は5~8万円です。

一般的な1部屋(6~8畳)の場合、
床一杯の荷物を撤去する場合は前者、
天井まで一杯分の荷物の場合は後者が
ちょうど良い容量の発注になります。

(地域により、競合する会社の数も
地域全体の仕事量も異なってくるため、
あくまでも目安と考えてください)

逆に、それ以上の相場の料金を請求されたら
不当に計上されている可能性がある為、同じ地域や
近隣の地域の業者にも相見積もりを取れないか相談し
適正な価格かどうかを判断してください。

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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