私は、本せどりで店舗を中心に仕入れをしていましたが
メルカリからも仕入れを行っていました。
しかし、特に何も考えずメルカリで仕入れをしようと
商品一覧を辿っていても、あまりにも非効率な為、
普通にやっていては、仕入れはできません。
私もメルカリを本せどりに使ってきましたが、
本せどりならではの使い方は確かに存在するので、
この記事では、そんな本せどりに特化した
メルカリの仕入れ方法について解説していきます。
最も効率良く仕入れ対象商品を見つける方法
私の考える、メルカリを使った最も効率の良い仕入れは、
店舗で仕入れた本せどりの高額商品・高利益商品を
フリマウォッチというアプリに登録することです。
https://www.furimawatch.net/tool/
フリマウォッチは、指定したキーワードを含み、
指定した価格内で出品された商品を
即時で通知してくれるアプリです。
一定期間ログインをしないと即時通知は来なくなりますが、
その点だけ気を付ければ、アプリを開いて
「タイムライン」の画面を開くと、ウォッチリストに
登録された商品の内、出品があったものがズラリと並びます。
私の商品リストは300程度ですが、それでも一日に
最低でも5~6商品は仕入れ対象の出品通知があるので
仮に1000リストあれば、一日30通知は来る計算に。
月に30万程度稼ぐなら、一冊あたりの利益を500円として
仕入れは月に600冊程度必要なので、一日20冊は落札したい。
そう考えると、1500-2000ほどの商品リストが揃えば、
この水準の仕入れは可能になります。
リストの構築手順としては、
1.Amazonからメールアドレスに
送られてくる「売れた商品」のメールの中から、
売価1500円以上のものだけを抽出
2.該当商品のメルカリで売れた履歴の有無を確認
一つでも履歴があったら、フリマウォッチに登録
3.フリマウォッチのアラートにその商品を登録する時の
価格帯は、メルカリの売れた数から、一ヶ月に売れる
販売数を履歴から概算して、利益率を決めて設定
4.アラートで出品通知が届いたら、その商品を購入
という流れです。
3の価格帯を決める際は、店舗仕入れの
値付けや仕入れ判断の経験がそのまま生きてくる為、
メルカリで本せどりをやる際も、店舗仕入れを
経験していた方が、判断が早くなります。
メルカリで仕入れ対象になる商品の条件
一冊あたりで得られる利益が500円以上である
メルカリの場合、商品の最低価格が300円の為、
少なくとも、一冊あたり500円以上の利益が得られないと
仕入れをして売る行為が採算に合わなくなります。
その為、一冊あたりの最低見込販売価格は
手数料を考えても、最低でも1500円は欲しいところです。
特に、メルカリは発送者との個別メッセージや
商品毎の通知処理などが必要で、Amazonよりも
多少の手間が一冊毎にかかります。
その分を差し引いても、効率的に作業を進めていきたいです。
利益率と売れるスピードが仕入れ基準対象内
メルカリで商品を購入する際は、本の相場が分からない間は
買う前に必ずモノレートで利益率や売れるスピードを
確認するようにしましょう。
■モノレート
http://mnrate.com/
・目標2週間以内、遅くとも3カ月以内には売れる
・売れる速度に応じた利益率を確保できる見込みがある
この両方を満たして初めて、仕入れの対象になります。
より細かい利益率の設定・売価の決め方については
こちらの記事をご参照ください。
http://mirai-brothers.com/book-border/
メルカリの本せどりに専念するのが危険な理由
メルカリの本せどりだけに特化することのメリットは、
フリマウォッチがサービスを修了した時点で、
商売のスキームが完全に使えなくなってしまうことです。
収入の鍵となる仕組みを外部サービスに頼っていたり、
ひとつの収入減に頼って生活している状態は、
ビジネスとして、非常に危険な状態となります。
それを回避する為にも、
・収入源を分散させて複数確保する
・フリマウォッチと同等のサービスを自分や外注のプログラマーに作らせて永久保有する
ということが重要です。
ただ、プログラミングは、このソフトが作れる水準まで
腕が上がると、せどりをやるよりもプログラミングを
生業にした方が確実に稼げてしまうと思います。
(フリーランスだと月収80~100万を軽く超えてきます)
なので、あくまでも時限式の商売であると割り切り、
より固く、長く続けられる商売を別途始めて
大きくしていくことを推奨させて頂きます。
まとめ
メルカリで本を仕入れるのは、本当に楽です。
一日に無尽蔵で通知が届き、それを仕入れるだけで
仕入れが完了するならば、負担はかなり減ると思います。
ただ、それに力を注げば注ぐほど、
Amazon手数料、フリマウォッチの運営、ツールに対する
メルカリの規制対応など、どれかひとつでも
条件が変われば、即崩壊の可能性があるスキームです。
必ず、それを念頭に置いた上で取り組んでください。
商売も人生も、これから先、長く続いていくものなので。
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