シェアハウスの一ヶ月の費用はいくら?実際にかかった経費を公開

シェアハウスは一ヶ月にかかる費用が少ないと言われますが、
実際に生活してみると、確かにその通りと思える点もあれば
予想外にかかった費用もあります。

今回は、私が実際に住んでいた事例、
来月から新たに入居する事例を元に、シェアハウスの
一ヶ月にかかる費用について、解説していきます。

一ヶ月にかかる費用の内訳

シェアハウスの入居中にかかる経費は、以下の通りです。

・家賃
・水道光熱費
・国民年金(会社員以外の場合)
・国民健康保険(会社員の場合は会社の保険)

個人差がある支出としては
・食費
・娯楽費
・床屋/美容院代
あたりでしょうか。

また、毎月ではありませんが
住民税や固定資産税の支払い義務がある場合は、
年に4回、周期的に分割の支払いが起こります。

なので、一ヶ月にかかる主な費用は
家賃と各種社会保険費用が大半を占め、都心部や
関東近郊だと大体12~13万円程度が相場になります。

賃貸との大きな違いは初期費用

家賃に関しては、周辺地域のワンルームと比較すると
多くても2割安程度で、共用部が充実している施設の場合、
ほとんどワンルームと変わらない相場になります。

その為、家賃を抑える質素な家に住むか、
シェアハウスの生活環境を重視するかによって
一ヶ月の経費は数万円ほど変わる余地があります。

そして何より、通常の賃貸の場合は入居する際に
膨大な初期費用が必要になり、全てを合計すると
家賃4か月分近い支払いが必要になります。

これが丸々無くなるのは、シェアハウスの大きな強みです。

敷金礼金

賃貸物件の大半は不動産業者を通し、
契約の際に1~2か月分の敷金礼金が必要になります。

地主が強かった昔からの名残の制度であり、
礼金に関しては「何に対する礼ですか」と聞くと
タダになることも多いので、交渉は必須です。

シェアハウスは、初期費用や保証金という名目で
預かるお金がある家はありますが、敷金礼金は
ほとんどの家で発生しません。

仲介手数料

通常の賃貸は、最大で1ヶ月の家賃分を、
契約の際に不動産業者に収める必要があります。

シェアハウスの場合、大家が直接貸すことも多く、
不動産会社が間に入る場合も一括借上が多いので、
ほとんどの物件で仲介手数料がありません。

火災保険料

火災保険は最短でも1年からの契約になりますが
シェアハウスは数カ月や半年で退去する人もザラにおり
各個人が火災保険を契約することがほとんど無いです。

その為、2年契約で数万円する火災保険料も
加入義務が無い物件が多く、その場合は保険金が
共益費に含まれ、大家が一括で加入する事が多いです。

日用品の買い足し

通常の一人暮らしをする際は、シェアハウス出身でも
実家出身でも、これでもかというくらい、
新たに買い足す日用品が色々と必要になります。

特に、調味料や食器、バス周りの洗面用具やタオルなど
細かい設備が、地味に財布を圧迫してきます。
シェアハウスの場合、これも大幅に削減できます。

前借り家賃

どうしてもこの物件には入居したいので
退去する前から権利を抑えたい!という場合、
通常賃貸では、前借り分の家賃が発生します。

シェアハウスの場合、基本的には即入居になる為、
前借をできないこと自体はデメリットですが、
逆に、費用がかさむ心配は要らなくなります。

鍵交換費用

通常の賃貸物件の場合、前の入居者が合鍵を作っていて
勝手に部屋の鍵を開けて侵入してくる可能性があります。

冗談と思うかもしれませんが、このご時世、
お金に困った人は、マジで何をするか分かりませんし、
自分もそういう立場だったら…と察すると
絶対にやっておいた方がいいです。

鍵交換の費用は、少なく見積もったとしても
1万~1万5000円は必要になります。

シェアハウスの場合、建物自体のセキュリティが高く、
集団生活の為、不法侵入はその場で取り抑えられるので
犯罪を起こされる可能性は大幅に低くなります。

費用毎の補足事項

家賃

ドミトリーだと一部屋あたりの専有面積が減る為、
選択できる家は、更にもう一段階家賃を削減できます。

また、シェアハウスは、検索や各種SNSで探すと
同じような条件で、アホみたいに安いお宝物件、
他の条件が変わらなくても立地が非常に良い物件が
頻繁に出てくるので、特に春先はアンテナを立てましょう。

水道光熱費

シェアハウスの場合、水道光熱費は一括りにして
一括で1万円や1万5000円を請求してくる事がほとんどです。

理由は、電気やガス自体の請求は定額で大家に来ることから
各部屋に分割してキッチリ請求すると、非常に面倒であり、
管理コストの方が高くついてしまうからです。

ですが、あまりに非常識な使い方をして請求金額を上げると
大家さんも困ってしまう為、電気やガスのつけっぱなし、
水道の出しっぱなしなどには十分に注意しましょう。

退去時のクリーニング費用

シェアハウスは、退去時のトラブルを防ぐ為に、
入居時に初期費用を家賃1ヶ月分ほど回収し、
それをクリーニング費用に充てるところが多いです。

ただ、入居者が入居しやすくする配慮として
そういった清掃費用を特に取っていない家もあります。

その際は、退去時にしっかりと立ち合いをしてもらい、
有事の際は清掃費用を渡したりして、入居者と大家の間で
トラブルが発生しないよう気を付けましょう。

通信費

インターネット回線については、
各自が自分で契約する訳ではないので、解約費用も無く、
2年縛りのようなペナルティもありません。

ただ、通信環境は、ルーターの性能に大きく左右されます。
通信速度が貧弱なルータしか使えなかったり、
上の階で電波が届かなかったりする場合は、中継器を買ったり、
金を大家に対して負担してでも高性能なルータを希望しましょう。

格安SIM

シェアハウスと直接関係はありませんが、
固定費を削減するなら、この機会に
格安SIMは必ず導入しましょう。

通信環境も良く、機能には差し支えないレベルなので、
高い金で3大キャリアを使うのが、バカバカしくなります。

実際の金銭的費用以外の運用コストに注意

共用部の掃除や家事の負担が、業者や外部の人に
任せる物件かそうでないかは、地味に大きいです。
個人的には、ゴミ出しすらやりたくありません。

また、洗濯機がドラム式洗濯機かどうか、
ベランダのように自室から洗濯物を干せるか、
乾燥機が付いているかも、家事負担を大きく左右します。

こういった住環境については、明確に数字には出ませんが
半年一年と住む場合、地味に体力に影響が出てくるので、
運用コストという視点も忘れないようにしましょう。

まとめ

以上のことから、もしシェアハウスに入居する場合、
一ヶ月の費用はどんなに控え目に考えても
12~13万円は確実に必要になると思ってください。

シェアハウスの強みは、
どちらかというと、一ヶ月の費用よりも、

初期費用がかからず、入退去が容易な点だと思います。

権利収入であっても、仕事の収入であっても、
お金が払えなければ、信用は失いますし、
金の切れ目が縁の切れ目、即刻退去を迫られます。

入居者の方も、大家さんも、お互い気持ちよく
関われるよう、お金の管理はしっかり行いましょう。

「一ヶ月にかかる費用」以外のシェアハウスのメリットを
他にも知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

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