実家の新築祝いはどうすればいいのか?祝い金の相場・プレゼント例・マナーを解説

実家に送る新築祝いとは、
新しく建った家に住む両親や他の家族が
末永く繁栄するようにという願いを込めて
親族からお祝いをされることを指します。

実家の家を親が新築する時期は、
その後の住む家族の人数が決まったり、
家族構成の見通しがついた場面になります。

その為、子供が産まれた時期や学生時代だけでなく、
子供が全員社会人になって家を出て移行の時期に、
老後の生活の為の新築を建てる事があります。

そんな時、息子の立場から親に新築祝いは
送った方がいいのか?定番の品や相場はいくらなのか?

贈答品にはこういった一定のマナーがあり、
知らずに渡してしまうと失礼に思われる恐れがあります。

この記事では、その内容について解説していきます。

目次

実家の新築祝いは贈るものなのか?

新築祝いは、必ずしも送るべきものではありません。

ですが、新築の家を建てるのは、大抵の人にとって、
人生で一度の、非常に大きな買い物になりますので、
会社の設立祝、店の開業祝と同じように、家の門出という
とてもお祝いのし甲斐がある、喜ばしいことです。

実家の両親でも、配偶者の義両親でも、
これまでお世話になったことや、結婚の際のお祝いなど
何かしらの形でして頂いたことが多いと思いますので、
是非、贈ることをお勧めします。

渡すタイミングは、

・新築のお披露目の場がある場合
→その場に持参して渡す

・未開催/何も招待されていない場合
→家が完成してから1~2カ月後に送る

が良いと言われています。

特に家が完成した直後は、前の住んでいた場所から
引っ越して家具や荷物の搬入を行い、落ち着くまで
少なくとも二週間はかかると思いますので、
しばらくして落ち着いたタイミングが適切です。

現金と記念品のどちらが良いのか?

現金と記念品のどちらが喜ばれるかは、
家族によるので、もし可能であれば、
事前に両親や義両親に確認しましょう。

中には、現金を息子や息子夫婦から受け取ることを
頑なに断る考えの親もおり、この点は人それぞれです。

その際も「現金と物のどちらがいい?」と
ド直球に聞くよりも、
「何か欲しいものある?」と最初に聞いて

「何でもいいよ~」という感じの返答なら現金、
具体的に「〇〇が欲しい」という返答が来たら
値段や予算とも相談して、物を検討するなど
柔軟に対応することをお勧めします。

物を送る場合、特に定番のものや決まりは無く、

・家電製品
・観葉植物
・高級精肉
・少し高めのブランド食器
・花
・名入れ箸
・キッチン周りのグッズ
・タオルなどのバス用品

など、家で使うもので且つ
性を連想させないものであれば、
大体何でも贈り物に当てはまります。

特に、観葉植物は、植物を送ること自体が
「その土地に根付いてほしい」という意味があり、
定番の新築祝いと言われています。

また、食品やお土産品を選ぶ際は、
普段だと個人の買い物でなかなか買わないような、
こだわりの調味料、ワンランク上の和菓子洋菓子などが
喜ばれる傾向にあります。

最近では、選んで指定したものを受け取れる
カタログギフトなども定番です。

インテリア専門のカタログ、イオンやAmazonなど
有名な小売りやネットショップのカタログなど
最近は様々なものが用意されているので、
下記を参考に、是非色々なものを覗いてみてください。

アクタス(家具全般のカタログ)
イオンのカタログギフト
Amazonのカタログギフト

実家の新築祝いの相場は?

新築祝いの相場は、
贈る相手が両親や義両親の場合、
1万円~3万円前後の金額になります。

他の祝金や香典にも言えることですが、
二万円の「2」は分かれる(別れる)、
四万円の「4」は死という連想があり、
お札を奇数枚しか包まないのが良いとされています。

ただし、九万円の「9」は「苦」をイメージする為、
お祝い事では避ける傾向があります。

ご家族の経済状況・親族の慣習などによって
人それぞれ経済状況は違いますので、相談できる
兄弟や義兄弟がいるなら、相談した方がいいと思います。

また、親族もそれ以外の場合も、
一般的に新築祝いについては
お返しを必ずするという習慣はありませんが、

あまりにも金額が高くなってしまうと、
逆に気を遣わせたり、お返しでより高価なものを
何かあった時に返さなければいけないという
プレッシャーを与えてしまうので、ご注意ください。

実家に新築祝いを送る際のマナー

贈り物に付ける熨斗(のし)は、
結婚式で使う「結び切り」ではなく
「蝶結び」を採用します。

蝶結びには、何度会っても
嬉しいという縁起の良い意味があります。

表の筆の表記は、新築祝いの場合、
「御引越祝」「祝御新築」「御新新居祝」
のように書かれることが多いです。

このように、色々とマナーが存在しますが、
新築祝の場合は一年ほど前から完成の見通しが立つので、
急な出費にならないよう、普段からお金を準備して
ゆとりをもってお祝いができるようにしましょう。

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この記事を書いた人

ハイジ/清瀬灰二のアバター ハイジ/清瀬灰二 地元と世界を繋ぐ長男

1986年生まれ。静岡県出身。
新卒入社の大企業→中小企業→個人事業主→破産→日雇い→二度目の起業まで、一通り全部見てきて修羅場を味わった経験を元に、実家暮らし・地域ビジネス・副業・趣味に関する発信を行っています。

横浜DeNAベイスターズ応援歴24年。

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